【 愛欲魔談 】(18)痴人の愛/谷崎潤一郎
【 タ デ 食 う 虫 】 前回の「魔談」で「田で食う虫も好きずき」と書いた。それを読んだ風木さんから「正しくは、蓼(タデ)食う虫も好きず...
【 タ デ 食 う 虫 】 前回の「魔談」で「田で食う虫も好きずき」と書いた。それを読んだ風木さんから「正しくは、蓼(タデ)食う虫も好きず...
【 恋愛の行方 】 谷崎潤一郎「痴人の愛」を再読していてふと思い出したエピソードも、3回目となってしまった。今回でこの脱線談もおしまいにす...
【 ネクタイ談 】 「このネクタイは……」 私はささやかな自分史におけるネクタイ談を語り始めた。そうした話を聞かせることでKKに納得して...
このところ魔談は愛欲テーマを追いかけている。愛欲と言えば谷崎潤一郎でしょうということで小説「痴人の愛」のストーリー展開を語りつつ、この小説を...
【 鎌 倉 】 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を毎週の楽しみとしている人も多いだろう。鎌倉が脚光を浴びている。首都圏以外で生活している人には...
【 告 白 小 説 】 「小説を読む」という楽しみの不可解な魅力とでも言おうか、ふとそんなことを思う。 たとえばここで取り上げている谷崎...
【 旧 友 再 会 】 この5月連休に所用があり、岐阜の山から降りて名古屋に行き、新幹線に乗り、京都の実家に帰った。 この日は汗ばむほど...
【 においの効果 】 今回は谷崎文学のひとつの特徴(テクニック)と言うべき「五感総動員」表現について述べてみたい。……というのも彼の小説は...
【 悲劇の除幕式 】 今回は谷崎潤一郎「痴人の愛」で、河合が夢見た自分勝手な人生計画がガラガラと崩れ始める、まさに「悲劇の除幕」。そのシー...
【 ソーシャルダンスクラブ 】 今回は谷崎潤一郎「痴人の愛」で、どのような方面から虫がナオミにたかってきたか、という話をしたい。 ✻ ✻...