脚本家荒井晴彦の新作、現代の家族を描く「幼な子われらに生まれ」
「映画芸術」という雑誌がある。年4回の発行だが、恒例のベストテン選出でワーストテンも選ぶところにこの雑誌の独自性がある(ベストも、そ...
ご縁で出会った素敵な映画たち
「映画芸術」という雑誌がある。年4回の発行だが、恒例のベストテン選出でワーストテンも選ぶところにこの雑誌の独自性がある(ベストも、そ...
日本の朝鮮統治時代(1910~1945)を背景にした韓国映画の秀作を見た。「空と風と星の詩人」だ。原題は「ドンジュ」、詩人尹東柱(ユン・ドン...
30代の女性が脚本を書き演出もしたドイツ映画の快作を見た。「ありがとう、トニ・エルドマン」と言う作品で、基本的には古今東西ずっと描かれてきた...
沖縄戦に衛生兵として従事し、数人の日本兵も含めて75名の負傷者を救った実在の兵士を描くアメリカ映画「ハクソー・リッジ」を見た。 映画は前半...
前回、日本の現役最高峰の男優と言える仲代達矢氏のことを書いたので、今度は、女優について書いてみたい。しかし現役最高の女優はなかなか決めにくい...
日本映画界で80歳を超えてなお、今だに現役で映画に出演を続け(時に主役)精力的活動を行っているのは仲代達矢さん唯一人ではなかろうか。60年を...
東京で名画座の雄と言えば、池袋の文芸坐だろう。 西の京都の「京一会館」、東の東京の「文芸坐」と並び称されたものだ。その文芸坐(プラス文芸地...
5月に公開されたアメリカのアフレック兄弟の映画が2本ともに実に素晴らしい。今回は彼らの作品、兄のベン・アフレックの「夜に生きる」と弟のケイシ...
前々回、中国でも大ヒットを飛ばした高倉健主演の「君よ憤怒の河を渉れ」について少し触れたが、先日、この映画を福山雅治主演で香港の大監督ジョン・...
懐かしの名画座たち。「ACTミニシアター」「銀座並木座」。『昭和の東京 映画は名画座』(青木圭一郎著 ワイズ出版)を読んで。