近所の工務店に、今度住み替える部屋の間取りの変更をお願いすると…
こんなことの連続で、想像以上に頭を使いました。
たしかに、そう単純ではありませんでした。
壊した壁の後は…
まるで地層のように、その時代の空気感や住人の生活感が蘇ります。
全てを壊して、骨組みだけにしてからリフォームできれば良いのですが、予算の都合上そうはいかず、残せるものは残そうとすると、凸凹、つぎはぎ、傷だらけの部屋になりました。
【ビフォー】
普通に住める家を……
【アフター】
わざわざ労力をかけて廃墟にしたような……?
いえいえ、ここからがスタートです!
(津川聡子 作)
*編集後記* by ホテル暴風雨オーナー雨こと 斎藤雨梟
津川聡子作「やっとこ!サトコ なう」「第105話 リフォーム 〜壁の撤去篇〜」いかがでしたでしょうか。
廃墟ってサトコさん、廃墟好き(注:私)が褒めたつもりでうっかり口に出しそうなことを自分で言うとは (^^) しかし砂壁にゴージャスな壁紙にと、もしかすると元住人の記憶からも薄れつつある暮らしの痕跡が浮かび上がる住居地層のロマンたるや。終末の世によみがえるサトコハウスの記念すべき第一歩を目撃できたあなたはラッキー♪ 次回からもご期待ください!!
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