第126話 八ちゃんの春休み漢字特訓 中篇

春休み中、八ちゃんの漢字専門家庭教師を吉ちゃんに頼んだのですが…

そして吉ちゃんは夜10時過ぎに帰宅して…

殆ど書けない八ちゃんに吉ちゃんは

言ってはいけない言葉の数々を浴びせるのでした。

八ちゃんが漢字が書けない以上に、吉ちゃんの教え方が気になり始めました。

吉ちゃんがいない時、試しにちょっと八ちゃんに漢字を教えてみました。

ヒントを出して、書けたら褒めて、書けない時は覚え方を一緒に考えたりすると、みるみる表情が変わり、どんどんはかどりました。

とても嬉しかったのですが…

私の目的は、八ちゃんの漢字克服から吉ちゃんの教え方取得に変わっていたのでした。

(津川聡子 作)


*編集後記*   by ホテル暴風雨オーナー雨こと 斎藤雨梟

津川聡子作「やっとこ!サトコ なう」「第126話 八ちゃんの春休み漢字特訓 中篇」いかがでしたでしょうか。うーむ、八ちゃんは漢字、吉ちゃんは教え方、サトコママは教え方の教え方。それぞれ学びの季節は続きますね。「土と羊はともだち」かぁ……「抜け始めてわかる髪は長い友達」というCM(育毛剤だったでしょうか?)で「髪」という漢字を覚えたのを思い出しました。難しい漢字の楽しい覚え方、あるといいですよね。「鬱」とか「薔薇」とか。どうでしょうみなさん。私は知りたい! 教えてサトコさん!

「やっとこ! サトコ なう」へのご感想・作者へのメッセージは、こちらからどしどしお待ちしております。次回もどうぞお楽しみに♪

ホテル暴風雨にはたくさんの連載があります。小説・エッセイ・詩・映画評など。ぜひ一度ご覧ください。<連載のご案内>
スポンサーリンク

フォローする