ラッキー狛犬

みなさまこんにちは、ドアマンのウオーです。

同じく、サオーです。

ウルミ

ふたりあわせてウオーサオーですね!

ウオー:「漫才コンビじゃないんだから……って、ウルミさんじゃないですか。何してるんですか」

ウルミ:あの大きな豆をまた収穫したと聞いたんで、ほら、ウールみたいな綿毛をもらってきたんです」

サオー:「へぇ〜、また糸を作って編み物をするんですか、何ができるか楽しみですねえ」

ウルミ:「それより、あの豆は羊毛そっくりの毛が取れるからヒツジに関係があると思いきや、何にでもなれる『可能性の木』かもしれないって、聞きました?」

サオー:「あははは、バベルさんが言ってたねえ」

ウオー:「不思議な話だよねえ。でもほら、私たちのような神獣も、雲とか石から生まれたり、人の夢や願望から生まれたりするから、そんなにおかしな話でもないと思うけどなあ」

サオー:「そうだよねえ」

ウルミ:「そうなんですか!あの、おふたりはどこから生まれてきたんですか?」

ウオー:「それが、昔のことすぎて覚えてないんだけれど、前住んでいた神社では、神様にも神主さんにも、『幸運から生まれてきた福狛犬に違いない』ってよく言われてたよね」

ウルミ:「ええっ!?幸運から生まれる?……そんなことがあるんですか……」

サオー:「あそこはいい神社だったね。神主さんはとても優しくて、立派な人だったし」

ウオー:「それで役に立ちたくておみくじを作るのを手伝ったら、普通のを作ったのに、知らないうちに『巨大吉』とか『無量大数吉」とか、景気のいいのばっかりに変身しちゃったのには驚いたよね」

サオー:「あそこのおみくじはいんちきだって言われた時には悲しかったなあ」

ウオー:「でもほら、すぐにみんな『本当にご利益がある』ってわかってくれたじゃない」

サオー:「そうだったね、懐かしいね」

ウルミ:「すごいお話ですね……総支配人が、もののたとえとかじゃなくておふたりはホテル暴風雨の守り神だとおっしゃっていた意味が、少しわかってきました」

ウオー:「ウルミさんこそ、ホテルに来る前は、ヒツジやヤギやアルパカから毛をもらって編み物をして、ニット界の一匹狼と呼ばれて大人気だったじゃない」

サオー:「ホテルにスカウトしたらメエサクくんがおまけについてきたって、有名な話だよね」

ウルミ:「いえいえ、おふたりに比べたら、私なんかもう、何の変哲もないふつうのオオカミなんで」

サオー:「…………」

ウオー:「……それはちょっとどうかな?」


ウルミ:「そうだ、それはそうと、『どうぶつ図書館展』の話、聞きましたか」

サオー:「オーナーが、ホテルのことを絵に描くっていうところまでは聞いたけど」

ウルミ:「はい、そうなんです。どうぶつと本をテーマにしたグループ展で、場所はニッポンの東京、清澄白河というところにあるギャラリーです。なんと、ホテルに来る前のスタッフ4名の小さなポートレートを展示するそうですよ」
ウオー:「えっ、そうなの?」
ウルミ:「はい、ウオーさん、サオーさん、私、そしてもう一人だそうです」
ウオー:「もう一人って誰?」
ウルミ:「それはまだ内緒だそうです。みなさま、ぜひいらしてくださいね!」
ウオー:「ねえねえ、私たちがホテルに来る前ってけっこう昔でしょ。うちのオーナー、仮にものすごく若く見えてるとしても、100歳は行ってないよね?どうしてそんなこと知ってるのかな」
サオー:「それは言わない約束ってやつじゃないのかな」

「どうぶつ図書館展」開催情報

会場:ギャラリーコピス(東京メトロ・都営地下鉄 清澄白河駅徒歩1分)
出展者:

会期:2017年7月23日〜29日
時間:11:00~19:00
25日(火)休廊/初日は13:00~18:00、最終日は11:00~17:00


ウルミ:「オーナーが近頃取り憑かれている『盆栽フクロウ』の新作も出展するそうです。みなさま、会場でお待ちしております!」

いろいろ楽しみですね。ラッキー狛犬、ウオーサオーでした。

ウルミさんとメエサクさんの過去がちょこっと明かされる!?お話はこちらです

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「懐かしいなあ、ヒツジガリ!」そんな言葉がオオカミのフロント係、ウルミさんの口から飛び出したから大変。走る緊張!惨劇の予感!?……いえいえそんなことはありません。

ウオーさんとサオーさんは双子?というFAQの答はこちらをご覧ください

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強面の狛犬ドアマン、ウオーさんの休日の過ごし方とは?サオーさんとの関係は?

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