Twitterでお話しました
みなさまこんにちは。
「妄想生き物紀行」編集担当、ホテル暴風雨オーナー雨こと斎藤雨梟です。
今回も、ポッドキャスター・ぐっちーさんのエッセイ「コウジ〜コウジカビを発見したアールブルクとさだまさしさんの「案山子」」を読んで、ぐっちーさんにあれこれお聞きしたもようを、お伝えいたします。
先週のぐっちーさんのエッセイをお読みいただくとより楽しめる内容です。
現代の秘境!? スナック「妄想」に響く声
早速ひとつめのコメントです。ポチ子さんからいただきました。ようこそ妄想生き物紀行へ。お待ちしてました〜!
カラオケボックスじゃなくてスナックなんですね〜大人びているというか、おっさんくさい大学生だったんですね😙私、スナックには1度しか行ったことがないです。社会人時代に職場のオジサンたちに連れられて。80代のおばあちゃんのお店でした。そこでオジサンとデュエットしました💖
— ポチ子 (@mousou_pochiko) March 15, 2023
大学時代にスナックに行ったとさらりと一言。エッセイを読んで一番気になったところと言っても過言ではなし。
さりげなく挿入された「スナック」の一言はかなり印象的でしたね。触れていいのかためらってしまうほどに……
ちなみに私はスナックデビューまだですが、カラオケスナックにもし行ったら何を歌うかトークはわりと盛り上がります。
ポチ子さん@カラオケスナック見てみたかった😀— SAITO Ukyo (@ukyo_an) March 15, 2023
みなさんはスナックに行ったことがありますか? 行きつけのスナックはありますか? カラオケがあったら何を歌うでしょうか。
ポッドキャスト「妄想旅ラジオ」リスナーの方はよくご存知の通り、パーソナリティーのお三方は、優しくちょっととぼけた味のぐっちーさん、超絶かわいいソプラノのポチ子さん、ソフトでまったり低音のたまさんと、それぞれに癒し力の高い声の持ち主。そんなみなさんが迎えてくれるスナック「妄想」に行ってみたいですね。カラオケでは何を歌ってくれるんだろうか……
はい、妄想はこのへんにして、ぐっちーさんはなんでまた若い身空でスナックへ?
スナックで知らないおじさんが歌っているのを聴きました
スナックは店の当たり外れもさることながら、その日の客の当たり外れもあってスリリングです— ぐっちー (@mousou_guccy) March 15, 2023
スナックへ行った理由やきっかけについてはスルーでしたね。というか、もはやスナック通らしきぐっちーさん。他のお客の当たり外れはもちろん、どんなお店に行ってもなくならない要素ですが、スナックのような濃密空間(たぶん)ではかなり大きいと推察されます。
1人でしみじみと郷里の両親を思い出しているところに賑やなグループがやってきたら気分台無しでしょうね。その中に私のような高音ハイテンションがいたら余計にね〜反省です。
— ポチ子 (@mousou_pochiko) March 15, 2023
高音ハイテンションの姉妹や幼なじみを思い出してしみじみするかもしれません。
それも一期一会ですね
— ぐっちー (@mousou_guccy) March 15, 2023
スナック面白そうだな……スナック「妄想」の妄想が再開しております。そういえば、入店はしたことのない私ですが、スナックの思い出はあるのでした。
今はなき近所のカラオケスナック店内から、本人来てるのか? と思うほどうまい松山千春の歌が聞こえてきたことがあります。(間奏中のおしゃべりもマイクに入っていたしCD流していたのではない。つまりそう疑うほど上手でした) あれも一期一会ですね 行ったことないのにスナック歴に刻まれました
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) March 15, 2023
本人は気分良く歌っているけれど聴けたもんじゃない、というのがデフォルトというか、それも楽しむのがカラオケというものですけれど、たまにそういう規格外の天才が混ざってくるものです。
本人に匹敵するほど、本家より上手いんじゃないかって人っていますね。顔の骨格が似ていると、歌声も似ると聞いたことがありますが、どうなんでしょうね?谷村新司顔の知り合いは、谷村新司そっくりに歌えて、かなり感動ものです。
— ポチ子 (@mousou_pochiko) March 15, 2023
そ、それはすごいですね!
声も顔もそっくりだと驚きますが、その二つが連動しているならむしろ当然? 子供の頃、レオナルド・ダ・ヴィンチの自画像の骨格から復元した声を聞いたことがあります。いかにも合成の声が「わたしがレオナルドです」と日本語で喋っていてかなり面白かったですが、今ならもっとリアルに復元できそう!
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) March 16, 2023
スナック話で、ずっと忘れていた記憶がよみがえってきました。ハーイニッポンノミナサン、レオナルドデース とか、そこまでふざけてはいなかったけれど概ねそんな感じで、あれは一体何だったんだっけ?
織田信長の声も聞いたことがあります
高めの声でした
その声で「泣かぬなら 殺してしまえ ホトトギス」と言わせてみたいですね— ぐっちー (@mousou_guccy) March 16, 2023
ぐっちーさん、よくぞ思い出してコメントくださいました。私の記憶もまた新たに掘り出されました。
あっ、まさに信長・秀吉・家康トリオにホトトギスのセリフを言わせてるのも聞いたことがあります! 「学研」の付録だったかも? わりとみんな似た声だなあと感じた記憶がありますが、昔(私が小学生当時)の合成声なのでそもそもあまり人間らしくない声でしたし、仕方がないですね
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) March 17, 2023
レオナルドも信長も「学研」の付録だとかその類だったと思います。超メジャーな歴史上の人物の声が収録されたカセットテープだったか。もう一回聞いてみたいものです。スナック「妄想」でタイムスリップさせていただきました。ポチ子さん、ありがとうございます!!
世界一遠い場所とは
シャルル大熊さんからもコメントいただきました。
ぐっちーさん、ごぶさたしております。150年前には何か月もかけないと行けない場所があったんですよね。地球は広かった。いま日本から行くのにいちばん時間がかかる地球上の場所ってどこなんでしょう?
— シャルル大熊 (@charles_okuma) March 17, 2023
シャルルさんようこそ、お久しぶりです、お待ちしてました! 地球上限定ですね(そりゃあそうか)。地中とか深海とかは入るのかな……なんてとんち問題ではないですね。どうでしょう、ぐっちーさん。
パッと思いつく場所は小笠原ですね
移動時間が片道24時間かかるのはもちろんのこと、帰りのフェリーが6日後なので最低でも往復8日間かかります
でも行ってみたいです— ぐっちー (@mousou_guccy) March 17, 2023
日本から一番遠い場所ではないような気が(小笠原も日本だし)……
でも、私も小笠原に行ってみたくてよく妄想計画立てるのですが、本当に遠いのでハードル高いです。遠いか近いかは距離だけではないんだと思い知らされます。
一度行ったら何があっても6日間は帰れないのか。。。と感じますが、アールブルクさんにとっての日本はその比ではなかったわけで、はるばる地の果てまで来てくれたものですね。小笠原はわたしも行ってみたいです。
— シャルル大熊 (@charles_okuma) March 17, 2023
台風などで定期船が欠航になると即、2週間滞在が決定するらしいですからね。それでも尽きない魅力のあるところです。いつか光るキノコを見に行きたいです。遠い国からはるばる来てくれたアールブルクさんも小笠原には行ってないのでしょうね。
当時としてはお金がかかったでしょうが、近代化にかける覚悟は固かったのでしょう
日本の近代化の成功の鍵はアールブルクのような外国人と日本人の学ぶ姿勢だったのだろうと思います— ぐっちー (@mousou_guccy) March 17, 2023
たしかに、日本側の情熱もお金のかけ方も半端じゃなかったですね。がんばりました。
シャルル大熊さん、ありがとうございます!
現代的な改名でした
ところで、エッセイを読んでスナックの次くらいに気になったこともこの際聞いておきたいのです。
ぐっちーさん @mousou_guccy 、アールブルクは若くして亡くなってしまった上に、せっかく名付けたコウジの名前も改められたと聞くと気の毒になりますが、どうして改められてしまったんでしょうか?
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) March 17, 2023
どうして名前が変わってしまったんでしょう?
意地悪されてるの!?
属名が変わることはよくあることです
アールブルクは培養実験をせず、形態だけで分類していたようで、属の分類を間違えたのでしょう
だからと言ってコウジカビの発見者は変わりません— ぐっちー (@mousou_guccy) March 17, 2023
あ、意地悪じゃなかった。
形態で分類していたものがDNA解析で変わる例を近頃はしょっちゅう見かけます。アールブルクの命名もそういう現代っぽい理由で変わってしまったのでしたか。
もちろん発見者は変わらないですし、お酒や味噌や醤油、甘酒の美味しさも変わりませんね!
ということで今回の絵は地の果てまで来てくれたアールブルクと日本食の要と言って良いニホンコウジカビへの感謝を込めて升に注がれる日本酒を描きました。
では、今回はこれにて。
次回のテーマは「ハシビロコウ」。そう、「動かない」でおなじみ、大人気のあの鳥です。妄想旅ラジオ第72回「ハシビロコウ」も、ハシビロコウの生態のお話はもちろん、ヤバイ靴の歴史に動物園グルメの楽しみ方など盛りだくさん! 予習がてらぜひどうぞ。次回のエッセイももどうぞお楽しみに。