ぐっちーさんと話そう<35> 我が血は青色!否、乳白色!

地球の伝統行事 illustration by Ukyo SAITO ©斎藤雨梟

Twitterでお話しました

こんにちは。今週もよろしくお願いします!

みなさまこんにちは。
「妄想生き物紀行」編集担当、ホテル暴風雨オーナー雨こと斎藤雨梟です。

今回も、ポッドキャスター・ぐっちーさんのエッセイ「カブトガニ〜フレー! フレー! 青組」を読んで、ぐっちーさんにあれこれお聞きしたもようを、お伝えいたします。

先週のぐっちーさんのエッセイをお読みいただくとより楽しめる内容です。

ぐっちーさん、よろしくお願いします

応援合戦は実在するのか?

いきなりですが、先週のぐっちーさんのエッセイに、「(運動会で)応援合戦をする方が多数派」と書いてあったのがどうもピンとこないというか、「本当なの?」とやや疑念を抱いている私です。

応援合戦をするとしたら、いきなり血の色を問うてくるレベルのエキセントリックなやつばかりなのか、もうちょっとおとなしいのか、いえいえむしろ血の色なんてまだ可愛い、ってなもんなのか。知りたい。なので聞いてみました。

え?

応援合戦はなかったというより「覚えてない」だけ?

軽く衝撃を受けつつみなさんに聞いてみたところ、たくさんのご回答をいただきました。まずはトリフィドさんの応援合戦の思い出です。

「赤影」知らない方は画像検索してみてください。赤組応援のために生まれたようなルックスです。看板作りといいマスゲームといい、かなり手間も練習時間もかかっていますよね。運動会って当日何やったかもあまり覚えておらず、前日までの準備にそんなに時間をかけた覚えもない私(の母校のスタイル)はよほどの少数派なのか、はたまた私の記憶力がやばいだけなのか。

続いて、ポチ子さんの応援合戦もなかなかすごいことが判明。

ハリボテって骨組みを作って、新聞紙などをノリで貼って乾かして、また貼って乾かして、色を塗って……みたいなアレですよね。1日じゃできそうにないしかなりの気合です。泥んこでお風呂屋さんという無邪気系青春エピソード、それを冷ややかに眺める大人なポチ子さんという対比にシビレる!

運動会が嫌いな人への驚きのソリューションですね。その手があったか。でも私は……大変そうだし校庭に穴掘ってる方がいいや。

これ、どうでもいい話ですが個人的には大発見です。

どうしてこんなに記憶が薄いのかと訝っていたところ、運動会そのものがなかった! よくぞそこまで忘れられるものだと、記憶の儚さに気が遠くなりそうです。
グラウンドがない狭い学校だったため、体育館で行う「球技大会」というのはあったのですが、全校生徒は入れないので応援合戦なんかありません。たまに遠くのグラウンドを借りて運動会をやってたはずなのですが、そういう日はすごい早起きだったのでたぶん寝ぼけてたのでしょう。ろくに覚えてません。歌歌って踊ったりして応援した記憶がうっすらあります。競技なんか見もせず眠気からくるトランス状態で踊り狂っていたような。でもどんな踊りだったのやら……昔から夜型です。

私の健忘症が酷い件はさておき、次は、ふわゆさんの応援合戦エピソードです。

おお、コスプレ応援団! ハリボテ・マスゲームって、どんな? と度肝を抜かれっぱなしでしたが、これなら私の想像可能な範囲の運動会らしさ。ちょっと安心。

なめ猫、懐かしアイテムとして定期的に話題になってますから、若い方もご存知なのでは。猫好きとしては、なめ猫の衣装と猫要素とどっち重視で再現してるのか、気になります。

猫耳シッポあり。それなら私のような運動できない生徒でも猫耳の造形に徹夜したりして楽しめそうですニャ!

お次は坂の餅さんの応援合戦の思い出です。

笑いの洗練度がないと生き残れないとかで何かと話題に上る「大阪の小学校」ですが、案外クールな感じです。

そういえば私の母校の小学校も、誰かが三三七拍子やってたかも……あ、健忘症が酷い件はもうそろそろいいですね。すみません。

「白は白玉、赤は赤福」いいなぁ〜

豪華で美味しい赤福への愛を感じます。

別に白組をディスってるわけではないという優しさが染みますね。白玉だって美味しいですからね。白玉にはつぶあんですよね! などと書いてますが、つぶあんVSこしあん という別の戦いに火をつけようという意図ではありません、決して。つぶあん派だけど。

そうこうするうちに、思いついちゃったんです。

思いついたものの、我ながら今ひとつか、と不完全燃焼感に浸っていたところ、

丁寧なご指導により本格的な大阪仕様に生まれ変わり、採用。やった〜。

白はしらい、赤はあかるい。なんかいい感じじゃないでしょうか。どうでしょう、大阪の小学生のみなさん。

いろいろな応援合戦のお話聞けて最高でした。トリフィドさん、ポチ子さん、ふわゆさん、坂の餅さん、どうもありがとうございます!

応援合戦は都市伝説ではないという調査結果

ぐっちーさんが「応援合戦をする方がメジャー、しない方がマイナーなのか?」に関してアンケート調査をした結果もここに。

私はうっかりしていたらアンケートの期限が過ぎてしまって参加しそびれたのですが、仮に私の一票を「していない」に入れても、圧倒的に「した」が多数派という結果でした。

都市伝説の調査はけっこうハイリスク。

大玉 or eスポーツ、現代にぴったりの全員参加競技はどっち?

さて、応援合戦ではありませんがホテル暴風雨風オーナーも運動会の思い出を語ってくれました。

思い出語りというより運動会評論が始まったもようです。

「よくできた」競技かどうかはさておいても、大玉って非日常感が尋常でないので、出てくるだけで面白かったことが思い出されます。大人でもちょっとテンション上がるでしょうし、子供ならばもちろん、学年なんぞ問わないのでは。

あー。

全国の行事ではなかったか。一年にたった一日のためにあの巨大な玉を保管するのは、場所が余ってない限り確かにちょっとね……。

元はといえば、生徒が大勢いるので一人一人にそんなに出番を与えられないため「いかにして効率よく全員を参加させられるか?」という思想の元に生まれた競技という感じです。人数少なければ不要なのかもしれません。

これも忘れてたんですが、母校の生徒数は私の在学時よりかなり少ないらしいです。このご時世に人口が微増しているエリアですが、それでも。大玉は健在なのか否か。

そうなりますね。

小学校の運動会って、児童や保護者以外が入れるものなのか、そこからして知りませんが、今どきダメな気がします。何かで入れたとしても結局校庭に穴掘って怒られそうですし。

ところで、大玉の保管維持が大変という問題の解決方法を思いつきました。

ですよね。しかも「大玉」って。聖火ランナーより過酷。ダメだ。

そこへ きゅうせいしゅが あらわれた !

eスポーツいいですね! それなら保護者のふりして潜入する甲斐があります。「父兄参加によるeパン食い競争」とか出たい。大玉送りに代わる全員参加競技もまた違うテイストのものが登場しそうです。

eスポーツがあったら運動会が楽しみで眠れないかも。というか単に寝る間を惜しんで練習に熱中するかも。

あ、でも私が好きなのはただ歩き回るとか放置する系のゲームばかりだった……(運動会にそういう種目も入れて欲しいものです)

風オーナー、トリフィドさん、どうもありがとうございます!

意外と身近にいるカブトガニ!(※注 今回の本題はカブトガニです)

すっかりカブトガニをほったらかして応援合戦と運動会で盛り上がってしまいましたが、

海水浴場でカブトガニの産卵ですと!?

カブトガニさん、そんなに人が多い場所にふらっと来て卵産むようなお方でしたか?

学研の付録でカブトエビ育てた世代です。

カブトガニ、産卵を見ることは稀にしても、海に行けば偶然出会っちゃったり、できるものなのか?

ほほーう!

気にした事なか〜、に滲み出るカジュアルな距離感にちょっと興奮します。

私で言えば「その辺に生えている草」みたいな現象です。草なんかよく見てやしないのに、ある日特定の種類の草が気になって、名前が知りたくて調べてようやくわかったりすると、どこを歩いていてもその草が目につくようになるのです。

カブトガニ、地域は限定されるし数が少ない事実に変わりはないにせよ、何しろあのインパクト大な見た目です。そんな雑草のようにじわりと日常に溶け込める生物だったのか、ということに単に驚きます。

スーパーで買ったしらす干しのパックの中に時々混入している超ミニサイズのイカ・タコ・エビなどを探すのを密かな趣味としていますが、しらす干しの中にカブトガニ入ってたらどうしよう。生の魚のパックへの混入ならまだ救出して飼育してみることも可能でしょうが、しらす干しではなあ。

ところで、カブトガニ、飼育することも可能だそうです。日本国内のカブトガニは天然記念物に指定され、勝手に取って飼ったりしてはいけませんが、外国産のカブトガニが流通しているとのこと。

和歌山県の「すさみ町立エビとカニの水族館」では、コロナ禍でもできる企画として、県内の小学生〜高校生を対象に、水族館で誕生したカブトガニの赤ちゃんをおうちで育てて観察する「おうち研究員」3名を募集していたことがあったもようです(2021年3月)。もう募集は締め切られていますが、今も県内の子供たちの家で順調に育っているのでしょうか。

参考リンク:【急募!】エビとカニの水族館こども研究員!(すさみ町立エビとカニの水族館)

「家でカブトガニを飼育している」という人のブログを読んでいたところ、カブトガニは砂に潜るのが大好きなので水槽の底に厚めに砂を敷く必要があり、近くにいてもめったに姿が見られないと書いてありました。へえ〜!

見えないけれどそこにいる、というロマンを解する人、というのがカブトガニを家に迎えて同居する条件の一つのようです。やはり神秘的な生き物です。

というわけで今回はこれにて。

最後にページトップの絵についてですが、カブトガニの血はオキシ型とでオキシ型で色が違い、体内では乳白色、体外に出ると青色になるという話を読んで描いてみました。

カブトガニ、5億7千万年前の三葉虫からあまり姿が変わっていないそうです

ぐっちーさんのエッセイのほか、こちらの記事を参考にしました。

カブトガニの血、青色じゃない? (笠岡市立カブトガニ博物館)

体内の血液の色はオキシ型とデオキシ型の比率で決まり、「空気中の酸素に触れた」時、「空気中にしばらく放置された」時にも変化するとあります。空気中の酸素に触れて色が変わるのは「デオキシ型がオキシ型になる」からと思われますが、「空気中に放置」による変色がちょっとわかりませんでした。採血の血が黒っぽいのはデオキシ型でなおかつまだ空気に触れていないから? シリンジから出して空気に触れると赤くなるのでしょうか? では鼻血は空気に触れたはずが黒っぽい場合、空気中に長く置かれていたせい? 2価の鉄と3価の鉄との間の変化が色の違いに関わっているようにも思えるのですが……どなたかわかる方いらっしゃったら教えてください。

次回のエッセイは、対応する「妄想旅ラジオ」の回が「お便り紹介」のため、妄想生き物紀行での独自テーマになる予定です。どうぞお楽しみに。

そしてエッセイを読んだ後はまた、 Twitter でもお会いしましょう!

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