Twitterでお話しました
みなさまこんにちは。
「妄想生き物紀行」編集担当、ホテル暴風雨オーナー雨こと斎藤雨梟です。
今回も、ポッドキャスター・ぐっちーさんのエッセイ「アオリイカ〜買えないのだったら釣ればいいじゃない」を読んで、ぐっちーさんにあれこれお聞きしたもようを、お伝えいたします。
先週のぐっちーさんのエッセイをお読みいただくとより楽しめる内容です。
エギでエギング!
先週のエッセイに添えられていたこの画像、
自分で撮った写真のようにも見えます。妄想旅ラジオ第61回「アオリイカ」 放送当時はアオリイカを釣ったことがないようだったぐっちーさんですが、あれから5年。もしかして……と気になったので早速聞いてみました。
ぐっちーさん @mousou_guccy に質問です。この写真のイカはぐっちーさんが釣ったんですか? pic.twitter.com/IxYb698SKj
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) October 25, 2022
これはフリー画像を使いました
知り合いはわざわざ北海道から本州へ遠征に行っていました
海外にも行きたいと言っていました
金のかかる趣味だと言っていました— ぐっちー (@mousou_guccy) October 25, 2022
残念ながら違ったようです。海外にまで出かけたくなるとは、アオリイカ釣りというのはなかなかハードルの高いアクティビティなのですね。
そうでしたか❗️ 釣りは、道具に凝るイメージはありましたが、海外など遠くに行きたくなるものだとは😮
ところでこの写真から、釣りの方法はわかるものですか? 無茶振りだったらすみません^^; 無茶振りついでに、写真のアオリイカの種類はどの型と推測しますか?— SAITO Ukyo (@ukyo_an) October 26, 2022
先週のエッセイに、「アオリイカ釣りには餌木と呼ばれるルアー釣りと、アジなどの生き餌を泳がせて食らいついたところを釣るヤエンまたは浮き釣りの大きく分けて2種類がある」とありましたが、こういう技法の違いって、写真を見て道具の違いなどからわかるものなんでしょうか。ついでに、「判別は難しい」と言っているというのに、このイカがシロイカ型、アカイカ型、クアイカ型のどれなのかも聞くという無茶振り。
おそらくエギングという技法で釣られたアオリイカだと思います
ルアーを使った釣りです
種類はちょっと難しいです
釣った季節によって大きさも変わってくるので大きさだけでは判断できないですね— ぐっちー (@mousou_guccy) October 28, 2022
はい、種類はやはり無茶振りが過ぎました。が、釣り方はわかっちゃうのか! すごいぞぐっちーさん。さすがです。でもあれだ、エッセイには「餌木と呼ばれるルアー釣り」と書いてあったけれど、別のルアー釣りもあるんでしょうか。
餌木を使うのがエギングのようです
日本語にingをつける「まいっちんぐ」と同じです— ぐっちー (@mousou_guccy) October 28, 2022
えっ!?
エギングがまさかの日本語(というか複合語というか?)だったとは!!😲😲😲 エギだからエギングかあ……
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) October 29, 2022
餌木(エギ)を使うからエギング! ですってよ、みなさん!!
知らない世界を垣間見たという充実感が凄まじいです。
いいですねエギング。
「まいっちんぐ」のような「日本語」+「ing」の言葉を探しているのですが、全く思い当たりません
何か他にないですかね— ぐっちー (@mousou_guccy) October 29, 2022
その後ぐっちーさんのこんなツイートにいろいろな方から返信があり、(北海)DOing、困りング、だべリング、うんちング(スタイル)、段取りング、すべりんぐ、さぼりんぐ、などのワードが集結していました。集合知のすばらしさ。
なかなかいい「まいっちんぐワード」たちですが、私はまだまだ重要な何かを思い出せずにいるようなモヤモヤ感があります。うーん、もっとあったような? 熟考ing。
結論:それにしても「エギング」は秀逸。
目指せ! 高級魚釣り名人(の友達)
話をアオリイカと釣りに戻しましょう。
ホテル暴風雨風オーナーからの質問です。
ぐっちーさんにとって
1、自力でアオリイカを釣る
2、アオリイカ釣り名人と友達になってお相伴にあずかるどちらの難易度が低そうですか?
— 風木一人@文フリ東京【え‐40】11/20 (@Kazeki_Kazuhito) October 26, 2022
そもそも釣るのがすごく難しいなら2番の方が簡単そうに思えますが、それだけの問題ではないですからね。さてぐっちーさんの見解は。
1は用具の準備と技術力の蓄積でお金と時間がかかりそうですが、趣味として可能だと思います
2は名人と友達になるためには自分も詳しくないと相手にしてもらえない可能性が高いです
どちらかといえば1の方が低難易度のような気がします— ぐっちー (@mousou_guccy) October 28, 2022
名人を見つけてアオリイカ目当てに狙い撃ちというのもかなりの対人スキルが必要というものですからね。
じゃあ私はぐっみー名人誕生に備えて勉強する作戦かな……😁
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) October 28, 2022
ぐっみー名人て誰だ。間違えました。ぐっちー名人と書きたかったのです。アオリイカ釣り名人を狙い撃ちするより、友達に名人になってもらう方が難易度低いですよね。でもその際、あまりに釣りに無知なのもアレなので、自分も勉強しておくという作戦です。
なるほど!
友人を釣り名人に育てる方法もありますね— ぐっちー (@mousou_guccy) October 28, 2022
ね! グッドアイディアでしょう。ていうかぐっちーさん、なんか他人事感醸し出してますけれど……
何を思ったか間違えて「ぐっみー名人」と書いてしまいましたが「ぐっちー名人」ですよ(念押し)!! 頑張ってください💪
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) October 29, 2022
ぐっちーさんのことですからね。あてにしてますからね。がんばってくださいね。
アオリイカ以外のオススメ
続けてまた風オーナーからの質問です。
アオリイカ以上に「お金と時間をかけてでも釣りたい」と狙っている魚はいますか?
— 風木一人@文フリ東京【え‐40】11/20 (@Kazeki_Kazuhito) October 29, 2022
だんだん「川で砂金を取ろう」とか「石油を掘ろう」とか「徳川埋蔵金」を(以下略)みたいな話になってきてませんか。大丈夫でしょうか。
北海道だと鮭児でしょう
未成熟のサケで、生殖巣に栄養が行っていない分身に脂が乗って美味しいらしいです
一切れ3,000円以上するとされていて、一匹7万円以上するらしいのでこれをタダで手に入れられたら大儲けです— ぐっちー (@mousou_guccy) October 29, 2022
ちょっとなってきましたね、やはり。
いやでもそんなに美味しいという魚も、あまり高級ではなかなか食べられませんから、釣れたらいいなあと思いますよね。私も庭を掘ってる時なんかよく「温泉出ないかな」と思います。鮭児かあ。美味しいんでしょうね。一匹7万円て!
それはお金と時間をかける価値がありますね!
— 風木一人@文フリ東京【え‐40】11/20 (@Kazeki_Kazuhito) October 30, 2022
釣る趣味というのは楽しむためにわざわざ時間とお金をかけるものですが、「趣味と実益」という考えもあります。釣りはどちらかというとこの「趣味と実益」タイプの生活密着趣味かと思いきや、実は道具を揃えたり遠征したりお金がかかるらしい。そこで「実益」を相対的にどんどん上げていけば、「趣味と実益」に戻ってきてめでたしめでたしという理屈です。
いやでも、そんな魚が釣れたなら、釣るのに7万円かかったとしても喜びが勝りますね!
風オーナー、どうもありがとうございます。
長靴釣りは趣味になるか、さらに「趣味と実益」になるのだろうか?
さて、なんだか恒例となりつつある妄想検索コーナーです。
釣りでかかる「つまらないもの」の代表といえば長靴です。
そうなのか……? 書いていて自信がなくなってきましたが、そんな気がします。
でもそれがカッコいいブーツとかだったら嬉しくないだろうか、というのが今日の妄想です。どんなにカッコいいブーツでも、釣れるということは片方だし、水没してるし、「実益」を兼ねるのはちょっと無理そう。どんな高級ブランドのブーツがかかったとしても、水没片靴(今考えた四字熟語)が売れるってこともないだろうし。
しかしカッコいいブーツが釣れるというのにはロマンがあります。そしてブーツといえばイタリアです。もちろん国土がブーツ型をしているからです。イタリアに釣りに行ってカッコいいブーツが釣れたら、実益ゼロでも面白いんじゃないでしょうか。せっかくイタリアだしフェラガモのブーツでも釣りたいところです。
そんなイメージを描いてみたのが今回のページトップの絵です。
絵で釣り針にかかった長靴は「フェラガモ」のサイドゴアブーツをイメージ。結局今回はブーツの検索に終始しました。そろそろ寒いしブーツいいよねという、めずらしく超実益の検索。
欲しいのはこんな感じのブーツなのでありました。
では今回はこれにて。
次回のテーマは「ヘビ」です。妄想旅ラジオ第62回「ヘビ」は、ヘビが好きか嫌いか? というアンケートで、動物好きの多い「妄想旅ラジオ」リスナーがおおむね対象とはいえ、「好き」派が意外と多かったのがとにかく印象的。ちなみに私も好き派。とはいえ、目の前に出てきたら怖いですけれど。他にも「ヘビ」を切り口にした意外なお話が満載です。こちらもぜひ、エッセイの予習も兼ねて聴いてみてください。
さてエッセイの方は真面目なヘビの話になるか、ヘビ愛を語るのかヘビの怖い話になるのか? 次回もどうぞお楽しみに。
ご意見・ご感想・ぐっちーさんへのメッセージは、こちらのコンタクトフォームからお待ちしております。