(旧)Twitterでお話しました
みなさまこんにちは。
「妄想生き物紀行」編集担当、ホテル暴風雨オーナー雨こと斎藤雨梟です。
今回も、ポッドキャスター・ぐっちーさんのエッセイ「ザリガニ〜「たぶんこんな感じで研究が始まったんじゃないか」劇場」を読んで、ぐっちーさんにあれこれお聞きしたもようを、お伝えいたします。
先週のぐっちーさんのエッセイをお読みいただくとより楽しめる内容です。
言ってはならぬ
まずは、シャルル大熊さんからのコメントをご紹介します。
子どものころ昆虫採集が好きだったので巨大なカブトムシの夢をよく見ました。30センチくらいありました。もうめちゃめちゃリアルなんですよ。夢に出てきた場所に行けばきっと見つけられる気がしました。
1メートルのザリガニも夢だったのでは。。。— シャルル大熊 (@charles_okuma) November 24, 2023
夢にまで見たんですね、カブトムシを。わかります。わかりますがそれ、言っちゃう……!?
確かに1メートルは大袈裟なように思いますよね
子供にしたら自分と同じくらいの大きさなので大きめに表現しそうです
ただし、少年は殻の大きさを測っているので、かなり信頼性は高そうです— ぐっちー (@mousou_guccy) November 24, 2023
1メートルというと、キングペンギンよりちょっと大きいくらいです。魚でいうとだいたいブリくらい? 相当大きいですが、一体なんだったんでしょうね。
夢……あってほしくないオチですけれど、ありそう😭 大きさを測るというのも、ザリガニマニアの見そうな夢といえばいえる?
でも、ザリガニではないにせよ1mの何かしらがいたんじゃないかと思えます。もしくは、行方不明の家族にかつがれた?(それはそれで第三者にしてみれば面白い❗️)— 斎藤雨梟@文学フリマ東京11/11【う-40】 (@ukyo_an) November 25, 2023
論文でも結論は出せていないので謎は謎のまま。
友人家族がちょっとした冗談で巨大ザリガニ似の何かを見せたら予想以上に少年がエキサイトし暴走したのだとしたら、行方不明の理由ってもしかして……と、また新たな妄想が広がります。
シャルル大熊さん、どうもありがとうございます!
化石は巨大生物の夢を見るか
続いては、ホテル暴風雨・風オーナーからの質問です。
古代生物には巨大なサメ、巨大なカメ、巨大なヘビ等がいます。ザリガニも大昔は1メートルクラスのがいたのでしょうか?
— 風木一人@文学フリマ東京11/11【う-40】 (@Kazeki_Kazuhito) November 25, 2023
気候が温暖だった時代には巨大生物がいっぱいいたみたいですから、ザリガニだって5メートルくらいあったかもしれない。
一般的に甲殻類は脱皮を繰り返して大きくなり続けるので、安定した環境だと大きくなることは可能だと思います
ただ、大きくなると餌の確保などで限界があるかもしれません— ぐっちー (@mousou_guccy) November 26, 2023
餌になるものも巨大化していれば大丈夫ってことはないんでしょうか。
いや、ないか。
でも、今後地球温暖化で巨大生物の時代がまた来るかもしれません。「ひさしぶり!」って、巨大ザリガニも摩周湖に。なんて妄想していたら、シゲリカツヒコさんからもコメントいただきました。ようこそいらっしゃいませ〜!!
恐竜も好きなのですが、現在も生きている種の巨大な先祖も、想像しやすい分、わくわくします!
— シゲリカツヒコ (@oQ0s9O8BPCOaiCb) November 27, 2023
ですよね! 恐竜という見たことのない生物も見てみたいですが、身近にいるアレやコレが巨大だったらと考えたらもう。巨大ザリガニにはまり込む気持ちもわかるというものです。
原生動物で先祖に巨大種がいた例は多いですね。その中でシロナガスクジラは過去も含めた地球史上最大生物とされてきましたが、最近ペルセトゥスというさらに巨大な古代生物が発見されたようです(まだ確定ではない)
— 風木一人@文学フリマ東京11/11【う-40】 (@Kazeki_Kazuhito) November 27, 2023
あのシロナガスクジラをしのぐというのは大変なことです。といってもこれは体重の話で、シロナガスの全長30メートルにはかなわないみたいなのですが、どちらにしてもすごい。
時代を現代に限らなければ、15メートルのヘビがいたんだから1メートルのザリガニくらいいたんじゃないかと期待しますね
とすると、摩周湖付近に時間の流れを遅くする何かとか、タイムトンネルがあるとか
だんだんSF冒険ものの様相に— 斎藤雨梟@文学フリマ東京11/11【う-40】 (@ukyo_an) November 25, 2023
いてほしいです、巨大ザリガニ。そして摩周湖付近のタイムトンネルを越えてきた中生代の巨大ザリガニを追って友人家族はタイムスリップし……(妄)
シゲリカツヒコさん、風オーナー、どうもありがとうございます!
神秘の湖にいてほしいもの
ところで、神秘の湖・摩周湖にいてほしいといえば、巨大ザリガニだっていてほしいですが、もっと巨大なアレとかアレみたいなアレ……
ぐっちーさん、摩周湖には、巨大ザリガニの他に「ネス湖のネッシー」「屈斜路湖のクッシー」みたいな謎生物伝説があると聞いたことがありますか?
(私は成立年代が新しい、透明度が高いなどの情報から「まりも」以外何もいないと思ってたほど摩周湖リテラシーがなく、調べても見つからないのです)— 斎藤雨梟@文学フリマ東京11/11【う-40】 (@ukyo_an) November 26, 2023
UMAです。なにせ透明度世界第2位の神秘の湖。そういう伝説の一つや二つ、あるんじゃないかと思って軽く検索してみたのですが、う〜む?
よくわからないのでぐっちーさんに聞いてみました。
摩周湖は聞いたことないです
マーシーがいるかも— ぐっちー (@mousou_guccy) November 26, 2023
ぐっちーさんも知らないならそんな伝説はないのでしょうか。
マーシーいるのかなあ。
そうですか😮
マーシーいる? という記述はネットにけっこうあるのですが、即興のギャグ的なものが拡散したのか、真偽はともあれ何か見たという噂がある程度昔から定着しているのかわからなくて
マリモから生まれた巨大生物マーシーとかいいなあ!— 斎藤雨梟@文学フリマ東京11/11【う-40】 (@ukyo_an) November 27, 2023
そうそう、一応最近になって大型生物目撃情報があったり、「マーシーか?」みたいな話があるようなないような、そんな記事を個人のブログなどでいくつか見つけました。が、巨大ザリガニに匹敵する息長い地域伝承とはあまり思えず。密猟者の心に生きるややダークな伝説として「ザリガニ」のほうがネッシー的生物よりふさわしい気もします。
というわけで今回の絵は摩周湖の見せた巨大生物の夢をテーマに描きました。
私は実は摩周湖に一度だけ行ったことがあります。ものすごく神秘的でした。どれくらいって、霧が濃すぎてどこに湖があるのかまったくわからなかったくらいです。見たかったな摩周ブルー。
では今回はこれにて。次回のエッセイのテーマは「ザリガニ」。妄想旅ラジオ第90回「シファカ」に関連した内容です。さて「シファカ……何!?」と思った方も多いのでは。そういう方は是非ラジオを聴いてみてください。なかなかかわいいやつなのです。妄想旅リスナーの方も、復習&エッセイ予習にもう一度ぜひ。次回のエッセイもどんなお話になるか、どうぞお楽しみに!