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みなさまこんにちは。「妄想生き物紀行」編集担当、ホテル暴風雨オーナー雨こと斎藤雨梟です。
今回も、ポッドキャスター・ぐっちーさんのエッセイ「ナナフシ〜羽のないナナフシも水中のコイも空を飛ぶ」を読んで、ぐっちーさんにあれこれお聞きしたもようを、お伝えいたします。
先週のぐっちーさんのエッセイをお読みいただくとより楽しめる内容です。
鳥活動とゆだらない卵
羽のないナナフシがなぜ広く分布しているのか? という疑問へのひとつの驚くべきアンサーが提示された先週のエッセイですが、ナナフシだけではなく、コイもというのに驚きました。魚の卵っていかにも繊細そうだというのに。
コイといえばどこにでもいて、公園に池でもあればそこに主みたいな巨大なコイがいるのがお約束です。広々した日本庭園の池に美しい錦鯉、という良いイメージもある一方、在来種を駆逐するちょっと困った魚とも言われていますが……
ぐっちーさん、コイは強い外来種として猛威を振るっていて、放流しないで!とよく言われていますが、そこらじゅうに生息しているのは、人間だけでなく鳥の仕業かもしれないんでしょうか?
— 斎藤雨梟 SAITO Ukyo (@ukyo_an) March 8, 2024
鳥の捕食と飛行を止めるなんてできません。人間活動は自然に大きな影響を与えていますが、鳥活動もかなりのもの?
そうかもしれませんね
鳥類の体温は高く40℃近くあると聞いていますが、その温度でも耐える卵もタフですねhttps://t.co/XeHaK9y6a8— ぐっちー (@mousou_guccy) March 8, 2024
温泉に浸かり続けても温泉卵にはならないというわけか。
すごい
少なくともイクラではゆだってしまいそうです
コイの卵はどんなのか気になって調べたら、イクラよりだいぶ小さい2mm くらいみたいです。メダカの卵より小さいので驚きました
こんなに小さいと圧迫への強度は保てるものの熱容量は小さいですよね。40℃を生き延びる秘密がありそう🤔— 斎藤雨梟 SAITO Ukyo (@ukyo_an) March 10, 2024
調べて本当に驚きました。コイの卵はとても小さいので、稚魚も小さいのです。メダカの稚魚なんか針の先くらいですが、それよりもっと小さいそうです。成魚とのギャップが激しすぎます。色々驚かされる魚です。
ナナフシの捕まえ心地
ナナフシってラッキー7のイメージのせいだかなんだかわかりませんが、見つけるとちょっと嬉しいラッキー昆虫です。
と思っているのは私だけなのかどうか。ホテル暴風雨風オーナーの場合は……
ナナフシは子どものころ図鑑で知って、ぜひ見たかったけれど一度も見つけられませんでした。都市部での生息数はとても少ないのか、それとも枝と間違えて見過ごしてしまったのでしょうか。
食べられて生息域を広げると聞くと驚きますが、植物ではふつうの戦略ですね。— 風木一人@ホテル暴風雨オーナー (@Kazeki_Kazuhito) March 9, 2024
ん? 風オーナーは虫大好き少年だったそうです。私は取り立てていうほど虫好きじゃなかったのですが、時々見ましたよ、ナナフシ。ひょっとして夢だったのか?
そこへ超貴重情報がもたらされました。
ぐっちーさん
おもしろすぎる視点です✨
…私が育った京都伏見あたりでは昔は
あっちゃこっちゃにナナフシがいました…つかまえる感触…カマキリつかまえた時と同じ感触…— 斉藤茂代 (@38shige38) March 9, 2024
斉藤茂代さん、ようこそいらっしゃいました。おもしろいですよね、ナナフシが空を飛ぶ説。そして京都伏見には、雅な虫がいっぱいいそうですね。雅な虫ってなんでしょうか。松虫? 鈴虫? いやいや、ナナフシか!
たまに見ただけで触ろうとしなかった私ですが、カマキリならつかんだことあります。あんな感じかあ〜
あっちゃこっちゃで枝が動いてたらシュールですね(笑)
カマキリなら捕まえたことがたくさんあります。あんな感じですかあ(^-^)— 風木一人@ホテル暴風雨オーナー (@Kazeki_Kazuhito) March 10, 2024
枝っぽくて動かなければ枝。動けばナナフシ(とかシャクトリムシとか)
あっちゃこっちゃで動いているので風が吹いたかと思いきや全部ナナフシだったら愉快です。
シュールです😆
感触はホント
カマキリの首のとこ持ったかんじです✨— 斉藤茂代 (@38shige38) March 10, 2024
硬いけれど中がちょっと柔らかそうな? (梅干しを見たらつばが出る式に指先に妙な感覚が自動再現され中)
そんなナナフシが七色になっている風景を見てみたいです
— ぐっちー (@mousou_guccy) March 10, 2024
七色の草原が風に揺れているかと思いきや全部ナナフシ……
カマキリですか🔎 ナナフシの感触をこんなにイメージできるとは!
小鳥も狩るというカマキリと似ているのでは、鳥に用心されそうですが、よっぽど美味しいのかな……— 斎藤雨梟 SAITO Ukyo (@ukyo_an) March 10, 2024
カマキリがテーマの回「カマキリ〜ちょっとだけ人生が豊かになった気がするアマチュア研究」で紹介されていた衝撃的なカマキリの鳥狩りをみなさまご記憶でしょうか。鳥類と昆虫なら勝負は明らかと思いきや、カマキリ獲るのは命懸けです。そんなカマキリに似ていたり枝に似ていたりして防御戦略はバッチリ、に見えるナナフシ。けれど鳥に好かれるしそれもまた戦略。驚かされる虫です。
😆
— 斉藤茂代 (@38shige38) March 10, 2024
ね! よっぽど美味しいんでしょうか。
斉藤茂代さん、風オーナー、どうもありがとうございます!
ページトップの絵は、ぐっちーさんのリクエストにお応えして七色のナナフシっぽくしました。
さてこの中に何匹のナナフシがいるか、ぜひ数えてみてください。枝に騙されず、陰にいるナナフシも見逃さず、よーく探してくださいね。
では今回はこれにて。
次回エッセイのテーマは、「ムツゴロウ」。妄想旅ラジオ第97回「ムツゴロウ」 と関連した内容になります。ラジオ放送でのぐっちーさん担当「生き物」パートには、干潟にいるムツゴロウだけでなく、ムツゴロウといえば思い出す、昨年惜しくも亡くなられたあの方も登場します。エッセイの予習がてらぜひ、初めての方もヘビーリスナーの方も、聴いてください! 次回もどうぞお楽しみに。