世界水棲謎生物〜ボッフィーとゆかいな仲間たち〜

みなさま、こんにちは。ドアマンのウオーです。
サオーくんに聞いたんですが、近頃、客室係のハナさんが、「歌って踊ってボッフィーを呼ぶ作戦」に凝っているらしいんです。この間はシェフ・シムシムも参加したとか。ツボミさんも聞きました?

ツボミ:「はい、サオーさんに小島までボートに乗せてもらったって」
ウオー:「はじめは、ハナさんから、手作りのボートで行ってみようかと相談されて、あまり派手だとボッフィーがびっくりするのでは、とアドバイスしていたらそんなことになったらしいよ」
ツボミ:「あらら、そうなんですか。ハナちゃんのことだから、それにシェフ・シムシムもいらしたということは、仮面舞踏会とかサンバカーニバルとか、そんな感じだったでしょうね」
ウオー:「たしかに」

ツボミ:「大丈夫かなあ?ところで、世界にはボッフィーみたいな、めったに人目に触れない謎の生き物がたくさんいますよね。ネス湖のネッシーが有名です」

ウオー:「ネッシー、大きいですね。プレシオサウルスってなんですか?」
ツボミ:「中生代に生きていたといわれる恐竜なんですよ」
ウオー:「へえ〜、ボッフィーとなんだか似てますね。ボッフィーも恐竜なのかな?」
ツボミ:「続けて、ボッフィーに似ていそうな仲間たちをご紹介します。アフリカの中央部の湖沼地帯にいる、モケーレ・ムベンベです。こちらはブラキオサウルスに似ていると言われます」

ウオー:「やあ、かわいいなあ!ブラキオサウルスとプレシオサウルスって、名前は似てますが、脚が違うんですか」
ツボミ:「そうですね、ゾウやカバのような脚というんでしょうか。ブラキオサウルスは、やはり中生代にいた恐竜、竜脚類の一種です。モケーレ・ムベンベは、伝説上の生き物と目撃された生き物が同一視されていたり、別のものとして違う名前がついていたり、複雑なのですが、総合するとこんな姿らしいです。では次、オゴポゴです」

ウオー:「オゴポゴって、名前もおもしろくてかわいいですね」
ツボミ:「はい、オゴポゴは、カナダのオカナガン湖にいます。同じくカナダのマニトバ湖にいる『マニポゴ』もよく似ているらしいです。では、次はテンシーです」

ウオー:「30メートル!すごく大きいなあ、ホテル暴風雨のプールくらいですよ」
ツボミ:「中国・吉林省にある天池という湖にいるらしいですよ。別名はチャイニーズ・ネッシーで、同時にたくさん目撃されたこともあるとか」
ウオー:「たくさんいたらさぞかし大迫力でしょうね」

ツボミ:「さて、では最後に、我らが『ボッフィー』の姿を、大きさを比較しやすい図でお見せしますね」

ウオー:「うわあ、ボッフィーかわいいですね!しかもものすごく大きい!!」
ツボミ:「ハナちゃんが集めた情報をもとにしたので、ハナちゃんの趣味というか、願望もだいぶ入っていると思うんですが……ウオーさんは、今ご紹介したような生き物が、いると思いますか?」
ウオー:「そりゃあ、不思議な生き物を否定するのは自己否定ですからね、どこかにいると思いますよ。でも、あまり追いかけないでそっとしておいて欲しいなあ」
ツボミ:「そうですね。歌って踊るくらいならいいですが、捕まえようとするのはやめて欲しいですね。みなさまは、どう思われますか?」

ハナさんの「歌って踊ってボッフィーを呼ぶ作戦」別名「天の岩戸(壊し)作戦」については、前回のこちらをごらんください。

近頃、夜中になるとホテル暴風雨の沖合の小島にお化けが出るという噂です。初登場、海中客室係のフランシスコさんが、海中顧問、クラーラさんに助けを要請。さて何が出てくる!?

ホテル暴風雨ではみなさまからのお便りをお待ちしております!

「ホテル暴風雨の日々」続きをお楽しみに!暴風雨ロゴ黒*背景白


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