Little Child一覧

【Little Child ~ だいじょうぶ、父さんも生まれたて】はミュージシャン黒沢秀樹が綴る、楽しくて奥深い子育てクリエイティブノートです。

父さん、5歳になりました

父さん、5歳になりました

あっという間に月日が流れ、子どもが5歳の誕生日を迎えた。自分も養育者として5歳になったことになる。当初3ヶ月の予定だったこの連載がここまで続けられたのは自分でも信じられないが、このノートを遡るとさまざまなことが思い出される。ここがなければきっと

「だいだいだいっきらい!」

「だいだいだいっきらい!」

子どもの気分は瞬間で変わる。きっと今、息子は甘えと自立の階段を昇り降りしている最中なのだろう。毎回こんなにブチ切れられるのは勘弁してもらいたいが、少しずつ、的確に自分の気持ちを表現する力を身につけていって欲しいと願っている。

ものの言い方、伝え方

ものの言い方、伝え方

「おい、金を出せっ!金を出せーっ!」4歳の息子のお友達がアニメなどで知ったであろう悪役のセリフを覚えて迫ってきたらしい。外食をした帰り道に息子と歩いていたらその養育者にばったり出会い、この時のエピソードを「この前、とってもかわいかったんですー」と話してくれた。

「トイトレ」終了なのか!?

「トイトレ」終了なのか!?

朝食のたまごサンドとフルーツを平らげると、息子が「うんち」と言っていつものように椅子から降りて走り出した。もうおしっこはほとんどひとりでできるようになったが、このところの息子の場合はトイレの中まで行き、便座に座った状態で「今日はどんなうんちさん

大人と子どもの新年度

大人と子どもの新年度

一見幸せそうにしか見えないこの景色の向こうに、どれほどの道のりがあったのだろうと想像すると、なんとも言えない気持ちになってうっかり涙が出そうになってしまう。ロックだポップだと言って生きてきたミュージシャンでさえそんな気持ちになるのだから、

「病は気から?」アレルギーについて考える

「病は気から?」アレルギーについて考える

「これアーモンド入ってる?」 いただき物の焼き菓子などを見つけたときに、ある時期から子どもが自主的に聞くようになった。以前クルミの入っているお菓子を食べて発疹などのアレルギー症状が出てから、ナッツ類を食べさせないように気をつけていたからである。

もういっかい!

もういっかい!

付録にDVDが付いていて、そこには危険生物たちが捕食したり身を守るための攻撃をしたりする映像が収められているのだが、もちろんその映像を見た後には、恐怖の「危険生物ごっこ」が始まることになる。そして襲われるのは、もちろん最も身近にいる自分である。

「正解はーっ・・・・甘えんぼうですっ!」

「正解はーっ・・・・甘えんぼうですっ!」

今年に入ってから、自分はライブなどの表立ったアーティスト活動をお休みして、しばらくは子ども、そして自分自身と家族を優先して過ごすと決めた。それから約3ヶ月、ちょっとは余裕が生まれるかと思いきや、以前にも増して慌ただしくあっという間に時間が過ぎていく

走らなかった、プラレール

走らなかった、プラレール

トミカというのは主に自動車をメインにしたミニカー、プラレールというのはプラスチックの線路を走る列車のおもちゃで、日本を代表する子どものおもちゃの2大巨塔とも言えるものだ。日本で育児をしている限りはほぼ避けては通れないもののひとつと考えて

心の中に鬼がいる

心の中に鬼がいる

「鬼のパンツ」、日本で暮らしている人なら誰しもどこかで聞いたことがあると思うが、メロディーには全く日本的な雰囲気が感じられない。元は確かどこかの国の民謡だったような気がしてちょっと調べてみると、「フニクリ・フニクラ」というイタリアの曲だった。