目白散歩2(丸長・目白庭園・氷川神社・虚無への供物・新宿区立中央図書館)

目白には行列のできるつけ麺屋がある

2007/3/12(月) 「目白に来て知ったこと3」

つけ麺丸長目白店

目白には行列のできるつけ麺屋がある。
毎日11時ごろから行列ができ、行列がなくなるころには閉店する。
客層は8割が男性、年齢層は幅広い。
その筋では知らぬ者のない名店らしいが、入ったことは一度もない。

☆     ☆     ☆     ☆

2021/3/30(火)追記
今も「つけそば丸長目白店」はある。一度建て直したらしく多少店構えが違う。まだ入っていない。


目白には目白庭園がある

2007/3/14(水) 「目白に来て知ったこと4」

目白には目白庭園がある。

豊島区立目白庭園 門

豊島区立の回遊式日本庭園。

豊島区立の回遊式日本庭園

京都にいるかのようなしっとり落ち着いた園内。
すぐそこが池袋の雑踏とは思えない。

小さな滝で涼しい音を聴く。
深呼吸してみる。

目白庭園の滝 2007年

うちから池袋まで徒歩20分。雨や猛暑でなければ当然歩く。
その途中、この園内を一回りするのが好きな時間。
季節ごとの花や若葉が目を楽しませてくれる。

目白庭園 2007年3月撮影


目白は中井英夫の小説『虚無への供物』(講談社文庫)の舞台である

2007/3/16(金) 「目白に来て知ったこと5」

目白は中井英夫の小説『虚無への供物』(講談社文庫)の舞台である。正確には10年以上前初読の際に知ったはずだが、転居が決まったときには意識になく、住み始めてから気がついた。

氷川神社 新目白通り 虚無への供物 中井英夫

ザ・ヒヌマ・マーダーのメインステージとなる氷沼家は目白通りの北側、目白署裏の池袋方面で、ぼくの徘徊ルートからは外れている。

この長い物語の終幕、主人公たちが新目白通りの神社から高台にある牟礼田俊夫の家を見上げるシーン、その神社が写真の氷川神社である。

図書館からの帰り道、いつもここを通りかかるが、今は斜面はすっかり開発され、家や集合住宅が立ち並び、高台までは見通せない。


目白には新宿区立中央図書館がある(あった)

2007/3/16(金) 「お世話になりっぱなし」

旧新宿区立中央図書館 目白 高田馬場 2007年3月撮影

こちらが氷川神社に程近い新宿区立中央図書館。絵本だけで1000冊くらいはここで読んだだろう。CDもけっこう借りた。

職員のKさんは児童室の主のような方で、ときどきお話ししたが、異動になったのか、今はお見かけしない。

読みたい本をネットで検索すると、新宿区の複数の図書館に入っていて、しかし中央図書館だけ貸出し中ということがけっこうある。利用率が高いのは図書館としてはいいことなのだろう。

☆     ☆     ☆     ☆

2021/3/30(火)追記
この建物はもうない。まったく違う姿に建て直され、現在は新宿区立下落合図書館となっている。新宿区立中央図書館は大久保三丁目に移転した。こうした場合どちらを継承者と考えればいいのだろう?

(by 風木一人)

次回「目白散歩3」へつづく


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