本の街神保町におもしろ同人誌バザールが!
2024年11月3日(日)、おもしろ同人誌バザール神保町に「ホテル暴風雨」として参加しました。
おもしろ同人誌バザール(略称おもバザ)は文学フリマに似た、自主製作本の展示即売イベントです。ホテル暴風雨は今年4月27日の「おもしろ同人誌バザール秋葉原」につづく2度目の参加でした。
ぼくの今回のおもバザへの出店動機ははっきりしていて、次の二つです。
2、会場が神保町でとても便利(文学フリマ東京は東京ビッグサイトで開催)
大イベントには大イベントの良さがあるけれど、小イベントにはまた別の良さがある。両方楽しみたい!ということです。
はじめておもしろ同人誌バザールに参加したのは今年4月27日で、このときの会場はベルサール秋葉原でした。
ぶっちゃけた話、販売冊数は文学フリマよりだいぶ少なかったです。お客さんは決して少なくなく、会場は盛り上がっていました。だから期待ほど売れなかった理由は不明です。
それでも1回であきらめることはないので、前回と少し違うアイデアなども投入し、再チャレンジすることにしたわけです。
さて、会場のベルサール神保町アネックスはすばらしいスペースでした。神保町駅から徒歩2分と超便利で、ガラス張りの1階フロアだから通りからよく見えるのです。たまたま通った人たちもポスターを見て「何か面白そうなことやってるなあ」と思ったことでしょう。
ただ、春の秋葉原では入場無料だったのが、今回の神保町は入場料1000円でしたから、ふらっと入る人は少なく、知っていて、目指してきたお客さんが大半だったのではないかと思います。
開場時間は11:00~16:00、5時間のあいだ、波がありつつもほぼ最初から最後まで盛況でした。
主催者発表によると入場者は前回の1.5倍だったそうです! 文学フリマも毎回拡大していますし、自主製作本をつくりたい人も買いたい人もどんどん増えているのをひしひしと感じます。
読者さんとの直接交流が楽しい♪
基本的にはいつもどおりに、絵本作りの本、猫の本、言葉とAI絵の本などを出しました。
新刊はシャルル大熊さんとの共著『幸福とは誠実な人たちとつきあうこと』『遠いひとを想って灯をともす』の英訳本でした。翻訳担当のぼくはだいぶ苦心しました。人間ではないかしこい人たちの援助も受けました。Dで始まる人とGで始まる人ですね(笑)。
おかげさまで我がホテル暴風雨の売上も前回の1.5倍でした。単純にお客さんが増えたおかげかもしれません。
『猫が21歳になりました 慢性腎臓の診断から1400日を生き抜いて』と『プロの絵本作り 本気で絵本作家を目指す人に』は完売でした!
果たして買ってくれる人がいるだろうか?と心配していた英語版『Happiness Is to Associate with Honest People』もご購入いただきました。日本語版とお間違えだといけないので「英語版でよろしいですか?」とうかがうと「はい!」とのお返事でした(^◇^)
本を売るだけでなく、ブースによってくれた方々といろいろお話もしました。とくに『猫が21歳になりました』ご購入の方はみな猫好きで、うちの猫話に花が咲きました。
こういう交流が即売会イベントの楽しみですね。
書いた人と直接話せるのが楽しいから毎回来ている、とニコニコ語る方もいらっしゃいました。
とても楽しかったし、売上も前回より伸びたので、また参加したい気持ちになりました。
ご来場の皆様、出店者の皆様、主催・運営の皆様、本当にありがとうございました!
(by 風木一人)
※『プロの絵本作り~本気で絵本作家を目指す人に~』が紙書籍になりました。連載に加筆修正の上、印税、原稿料、著作権、出版契約に関する章を追加。amazonで独占販売中です。