第148話 夢が叶う配管

我が家のちゃぶ台は、かれこれ30年ほど前に手作りしたものです。

長年愛用していますが、2年前に引っ越して、たまにホームパーティをするようになってから、「もっと脚が長ければ良いのに」と思うようになりました。

ふだんは低い方が良いのですが、年に2、3回、ダイニングテーブルと同じ高さなら、並べて使えるのにと思うのです。

高さ調節できるテーブルは市販されているようですが、このちゃぶ台を処分して新しいテーブルにお金をかけるのは気が引けます。

そう自分に言い聞かせながら、この2年ほどやり過ごしていましたが、それでもやっぱり諦めきれず、ちゃぶ台の脚が、たまに伸びたらどんなに素敵だろう?という夢を捨てきれずにいました。

ちなみに2年というと、私がバイトを始めて配管屋さんの前を通るようになった時期と重なります。

そんなある日、ついに思いついたのです!こんな画期的な方法を!

1 ちゃぶ台の脚の直径より少しだけ大きな配管4本を、ダイニングテーブル程の高さにカットします。(私はホームセンターでカットしてもらいました)これを、ちゃぶ台の脚にするのですが…

2 ちゃぶ台の脚をこのまま配管に通すと、隙間が多くてグラグラしてしまいます。

3 そこで、隙間を埋めるために、スポンジテープをちゃぶ台の脚に貼ることにしました。

【裏ワザ紹介】ちゃぶ台の脚に直接スポンジテープを貼るとベタベタが残るので、先にマスキングテープを貼りました。この一手間で、スポンジテープも再利用できるようになりますヨ!

4 ここまで準備ができたら、ちゃぶ台の脚を配管に通します。

完成!

次号から勿体つけて皆様をモヤモヤさせていた、世界をあっと驚かせる閃きとは、配管による我が家のちゃぶ台革命でした。

人生配管論は結局うまいこと説明できず、ごめんなさい!

(津川聡子 作/写真協力 てる君)


*編集後記*   by ホテル暴風雨オーナー雨こと 斎藤雨梟

1津川聡子作「やっとこ!サトコ なう」「第148話 夢が叶う配管」いかがでしたでしょうか。

画期的!! ちゃぶ台にゲタならぬロングブーツ(シークレットシューズタイプ)を履かせるアイディア。実は私はこのちゃぶ台の実物を見たことがあるのですが、ロングブーツ部分が、写真で見るよりも上面のタイルに近い質感で、木の風合いとも馴染んでいい具合のミックス感が出るところもおすすめポイントです。配管で異世界転生する方法でも発明したかと思いきや、今生を素敵にする発明とは、さすがだ……なんてことに驚いてるのは私だけでしょうが、今後も真似したくなるDIYやお料理や大人のピアノ練習や、「この人生、この生活」の幸せをお届けしますよ!
とサトコさんに代わって宣言(^_-)-☆

「やっとこ! サトコ なう」へのご感想・作者へのメッセージは、こちらからどしどしお待ちしております。次回もどうぞお楽しみに♪

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