小説家のデビューといえば昔は雑誌の新人賞と決まっていました。村上春樹は「群像」の、吉本ばななは「海燕」の新人賞をとって世に出ました。
しかしいま別ルートからデビューする作家が増えています。小説投稿サイトです。
小説投稿サイトとはネット上で誰でも作品を発表できるサービスで、代表的なものに「小説家になろう」「エブリスタ」「アルファポリス」などがあります。そこで人気を得た作品が出版化、映像化されるケースは多く、たとえば住野よる作『君の膵臓をたべたい』は「小説家になろう」に投稿されたのち紙の本となり、200万部を超える大ヒットを記録しました。
なぜWEBからのデビューが増えてきたのか? これからますます増えていくのか? そういうことを知りたくて芳納珪さんをお招きしました。
芳納珪さんは昨年11月、エブリスタに投稿した小説『天ノ狗(アメノキツネ)』が光文社から刊行された新進気鋭の作家さんです。今年3月からはホテル暴風雨3988号室で『フロメラ・フラニカ』を連載されています。
・小説投稿サイトとはどういうものなのか?
・エブリスタに投稿後、どのように書籍化が決まり、進行したのか?
・WEB向きの小説と紙書籍向きの小説は違うか?
・エブリスタのサイトではすでに出版化された作品も無料公開されているが、紙書籍の販売に影響はないのか?
今の時代のWEBと文学について、芳納珪さんにたっぷりお聞きします。
もちろん『天ノ狗(アメノキツネ)』の制作秘話もうかがいます。
WEBからの小説家デビューを目指している方、小説投稿サイトの台頭によって文学がどう変わるのかに興味のある方、ぜひご来場ください!
◆5月26日(日)14:00~15:30
◆会場:池袋のギャラリー路草
◆先着順定員20名様 参加費1500円 事前予約制
他にも作家や編集者による5つのトークショーが開催されます。ご希望のトークのタイトルと、お名前、お電話番号、人数を下記ページからお知らせください。
ご来場お待ちしております!
ホテル暴風雨オーナー 風木一人
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※ホテル暴風雨にはたくさんの連載があります。小説・エッセイ・漫画・映画評など。ぜひ一度ご覧ください。<連載のご案内> <公式 Twitter>