
大龍和尚の不滅の真実 1/2話(出典:碧巌録第八十二則「大龍堅固法身」)
釣り竿の先の糸の動きで、かかったものの価値を見抜く。 それはその道の達人ならではのワザ。 とある僧が大龍和尚に尋ねました。 僧...
東西の古典を、きわめて平易な現代語に訳出する試みです。 意によって大幅に構成を改編し、読みやすくするために潤色を施しています。
釣り竿の先の糸の動きで、かかったものの価値を見抜く。 それはその道の達人ならではのワザ。 とある僧が大龍和尚に尋ねました。 僧...
今回のエピソードについて雪竇和尚は次のようなポエムを詠みました。 呼び寄せるのは簡単、追い払うのは困難。 自在に入れ替わるテクをよく見る...
貴方がもし、この二人の芸風の裏にあるものを見抜くことができたなら、主人も客も合わせて一人、つまり千人だろうが万人だろうが結局はたった一人だと...
人を生かしも殺しもする絶妙な切れ味の宝剣は、あそこにもあればここにもあります。 もちろん、今この瞬間だって貴方の眼の前に突きつけられたまま...
仰山和尚は三聖和尚に「君の名は?」と尋ねたわけですが、その時点で名前を知らないハズがありません。 敢えて尋ねたのは、トボケたフリをして...
天の中心部を握って振り回し、地をでんぐり返す。 ひと目で龍とヘビを見分けて軽々と猛獣をひっ捕まえ、何を言ってもピタリと決まる。 今日...
せめて傅大士がすまし顔で演壇から降りてきた時に思いっきりドツキ倒してしまうべきだったのですが、それができなかったので宝誌和尚に「わかったか?...
梁を建国した武帝が大の仏教ファンであったことは第一話「武帝と達磨大師」でも触れましたが、ある時彼は当時の中国において最も仏教に詳しいとされて...
【碧巌録 目次】 武帝と達磨大師 前編(出典:碧巌録第一則「武帝問達磨」) 武帝と達磨大師 後編(出典:碧巌録第一則「武帝問達磨」)...
巌頭和尚は高笑いしたということですが、この笑いの中にある毒に気づくことができるなら天下無敵。どんなところでも胸を張って歩きまわることができる...