
翠巌和尚のマユゲ 4/5話(出典:碧巌録第八則「翠巌夏末示衆」)
雪竇和尚は、このエピソードに対して次のようにコメントしました。 翠巌和尚の問いかけに答えられる者は千年間は出現しないと思っていたが、雲門和...
東西の古典を、きわめて平易な現代語に訳出する試みです。 意によって大幅に構成を改編し、読みやすくするために潤色を施しています。
東西の古典を、きわめて平易な現代語に訳出する試みです。 意によって大幅に構成を改編し、読みやすくするために潤色を施しています。著者:ぶんのすけ
雪竇和尚は、このエピソードに対して次のようにコメントしました。 翠巌和尚の問いかけに答えられる者は千年間は出現しないと思っていたが、雲門和...
翠巌和尚の「ワシのマユゲは残っているか?」という思わせぶりな質問に対し、保福和尚もまた「確信犯なら大丈夫」と思わせぶりな答え方をしたせいで、...
昔の師匠たちは皆、弟子たちの指導のため、朝と晩に個別に質問を受けつける時間を設けていました。 特に夏安居(げあんご)と呼ばれる90日間は集...
完全に悟りきらなくたって、究極の悟りの境地を楽しむことは可能です。 それはあたかも水を得た龍の如く、山中のトラの如く、実にイキイキと、また...
どちらかがボケてみせれば、もう片方がすかさずツッコむ。 これが「歴代の師匠たちの芸風」なのですが、改めて考えてみれば、これこそがいわゆる「...
このエピソードに対する翠巌和尚のコメントは、次のようなものです。 「南院和尚は名軍師よろしく「籌(はかりごと)を帷幄に運らし、勝ちを千...
また別の弟子の僧が進み出て質問しました。 僧:「外からつっついたら、内側からもつっつき返す音がする。師匠にとってこれはどういう状況でし...
鏡清(きょうしょう)和尚と弟子の僧との会話です。 僧:「師匠、タマゴの内側からコツコツつっつく音がします! きっと殻を破ろうとしてるん...
実のところ、お釈迦さまが人のために何かを「説明した」ことなどこれまで一度もありませんし、これからもないでしょう。 そして雪竇和尚のコメ...
雪竇和尚は、このエピソードに対して次のようにコメントしました。 余計な世話をやかないというのが禅の本領だ。 達磨大師を含む歴代の聖人...