
関友無党による後書き(1125年)(出典:碧巌録「後序 関友無党」)
碧巌録の元ネタとなった雪竇和尚の「ポエム百選(雪竇頌古)」は、究極の真理を悟るために禅を学ぶ者たちにとって、まさに「必修のテキスト」です。 ...
東西の古典を、きわめて平易な現代語に訳出する試みです。 意によって大幅に構成を改編し、読みやすくするために潤色を施しています。
碧巌録の元ネタとなった雪竇和尚の「ポエム百選(雪竇頌古)」は、究極の真理を悟るために禅を学ぶ者たちにとって、まさに「必修のテキスト」です。 ...
伝説の名剣といえば、中国の禅語辞典「祖庭事苑」には「孝子伝」から引用された次のようなエピソードが載っています。 (以下、引用) 楚の...
この「サンゴの無数の枝先が月光を受けて輝きあっている」というくだりは、雪竇和尚に負けず劣らずのポエマーだった禅月和尚のポエム「なつかしい友だ...
さて、ここまで九十九ものお話をしてきましたが、いよいよ百話目となる今回が最終回です。(なんとか上手くまとめられるとよいのですが……) お釈...
洞山和尚は人を教導する際に「認識発生以前のような奥深さをもつやり方(=玄路)」「鳥の飛跡のように痕跡を残さないやり方(=鳥道)」「両手ですく...
達磨大師が少林寺で壁に向かって座禅を続けていた時のことです。 大師は雪の中に立つ青年僧の神光さん(後の二祖慧可和尚)が自分を振り向かせ...
ある時、孚(ふ)上座が揚州の光孝寺で涅槃経の講義をしていると、雪に降りこめられた行脚中の僧が一人、講義を聴きにやってきました。 孚上座...
※タイトル変更のお知らせ ページ開設以来「超訳文庫」のタイトルを使用して参りましたが、今般、「好雪文庫」に名称変更させていただきます。...
保福和尚は長慶和尚がつまらぬ問答を仕掛けてきたので「それじゃあ、仏さまはいったいどういう説法をしたんだい?」とツッコミました。 長慶和...
「仏」のいる世界に長居してはいけません。 長く居すぎると頭に角が生えてしまうからです。 「仏」のいない世界からは一刻も早く脱出してく...