原始神母 Pink Floyd trips ライブレポート 2017.12.29 EX THEATER 六本木

昨日12月29日(金)、EX THEATER六本木原始神母を観た。ピンクフロイド50周年祭のファイナルだ。大掃除のカケラもできていないが書かずばなるまい。

原始神母のライブ参戦は6回目だが、毎回新しい趣向があるからまったく飽きない。トリビュートバンドでこれは考えてみたら物凄いことだ。
ライブレポート 2017.5.26 渋谷TSUTAYA O-nest
ライブレポート 2017 5.19 高円寺HIGH
ライブレポート 2016.5.20 渋谷TSUTAYA O-nest

まず会場のデカさに驚く。1000人収容のEX THEATER六本木が埋まっているではないか。小さめの会場でときに1列目かぶりつきで見た身としては感慨深い。こんなデカいところでやるようになったんだなあ。
前回まで撮影自由、SNS等の拡散歓迎のスタンスだったが、今回は撮影禁止だった。まあライヴに集中できると思えばそれも良し。

注目のセットリスト、第1部はこの通り。

第1部(シド・バレット・メドレー)

Interstellar Overdrive
Lucifer Sam
Matilda Mother
Arnold Layne
Pow R. Toc H.
See Emily Play
Astronomy Domine
Interstellar Overdrive(reprise)
Bike

ピンクフロイドデビュー50周年を祝う今年のツアーでは数度、初期のリーダー、シド・バレットに捧げる特別なコーナーが設けられている。
1960年代末のロンドンにこつぜんと現れた異形の星ピンクフロイドの心臓はまさにこの一人の天才だった。

デビュー作「The Piper at the Gates of Dawn(邦題:夜明けの口笛吹き)」からの曲に加え、ファースト&セカンドシングル。原始神母で初めてSee Emily Playを聴けて嬉しかった。

バンドの公式ツイッターで、第1部はオールスタンディングで行きたいとの呼びかけがなされていたのだが、わたし(9列目)より前方で立っていたのは3割くらいだったろうか。
なにせ年齢層が高いから、SNSでは届かない層も多いだろう。
あと、踊れる曲が致命的に少ない(笑)40分は無理。わたしも途中で座った。

シド・バレット・メドレーを演奏するのはじつは原始神母ではない。メンバーは同じなのだが、衣装をフルチェンジし、デビュー直後ライヴハウス時代のピンクフロイドをイメージした別バンドという設定になっている。
そしてなんとこの別バンドが、スピンオフというのだろうか、来年は独立して活動するという。バンド名は「夜明けの口笛吹き」で、すでに3月渋谷のライブも決定しているとか。
これは原始神母以上にマニアックなファンが集まるぞ。恐ろしい。

大掃除がまだなのに長くなってきた。やばい。先を急ごう。
休憩20分の後、いよいよ第2部、黄金期フロイドナンバーの洪水がはじまる!

Sheep
A Saucerful of Secrets

1977年の「アニマルズ」からSheep、1968年「神秘」からタイトル曲と長尺の曲を続けたあと、最大のヒットアルバムDark side of the Moon(邦題「狂気」)からどーんと全曲。持ってけ泥棒。

Speak to Me
Breathe in the Air
On the Run
Time
The Great Gig in the Sky
Money
Us and Them
Any Colour You Like
Brain Damage
Eclipse

原始神母にはラブリーレイナさん&冨田麗香さんの超強力コーラスがいるのだが、The Great Gig in the Skyで突然もう一人女性が現われて驚いた。ゲストの山根麻以さんだった。メンバーの二人とはまた異なるタイプの歌唱でガツンと聴かせてくれた。

Shine on You Crazy Diamond
Another Brick in the Wall Part II
Wish You Were Here
Atom Heart Mother
One of These Days

ゲストといえばサックスもゲストの阿部剛さんが大活躍。
「狂ったダイアモンド」のクライマックスでは、バリトンサックスとテナーサックス2本持ちで現われ、吹きながらなめらかに持ち換えるのが見せ場ではあるのだが、これはめちゃくちゃ体力芸である。巨漢の外人さんならともかく、日本人の体格では難易度高すぎ。阿部さん見事やり遂げたが、パートが終わったら急いでバリトン置きに行ってたような(笑)。まあ当然。

バンド名の由来ともなった大曲Atom Heart Mother(邦題「原子心母」)は何度聴いても圧倒される。1988年のピンクフロイド来日公演でも、2002年のロジャーウォーターズ来日公演でも聴けなかっただけに喜びは大きい。

すでに開演から3時間。アンコールはあの2曲だ。

Comfortably numb
The Nile Song

暗く盛り上がれる曲(笑)と、明るく盛り上がれる曲のナイスペア。

ここでEX THEATER六本木でよかった!と思う出来事が。

自慢のミラーボールだ。

初めて見たが凄かった。単に反射するだけではなく、みずから光を放つ。しかも色が変わる。回転しながら発光すると会場全体に光の紙吹雪が舞うようである。
本家ピンクフロイド鬱ツアーの巨大ミラーボールを思い出した方も多かったのではないか。原始神母ワンマンでは最大のステージである今回のショーにばっちりだった。

わたしの All Time Best 「Echoes」はやらなかったが、それはいい。それでも満足である。来年聴く楽しみがあるというものだ。
ピンクフロイド50周年祭は終わった。しかしピンクフロイドの輝きは永遠である。

木暮(シャケ)武彦さん、扇田裕太郎さん、柏原克己さん、ケネス・アンドリューさん、三国義貴さん、大久保治信さん、ラブリーレイナさん、冨田麗香さん、ありがとう!!!

原始神母、来年も観にいきます!

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詳しいライブ情報はこちらへ。ライブ動画も多数あり!
原始神母 Pink Floyd trips 公式ページ

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