Twitterでお話しました
みなさまこんにちは。
「妄想生き物紀行」編集担当、ホテル暴風雨オーナー雨こと斎藤雨梟です。
今回も、ポッドキャスター・ぐっちーさんのエッセイ「ナマズ〜神経質なナマズは地震予知に貢献するのか」を読んで、ぐっちーさんにあれこれお聞きしたもようを、お伝えいたします。
先週のぐっちーさんのエッセイをお読みいただくとより楽しめる内容です。
ナマズ人間待望論?
シャルル大熊さんからご質問いただきました。
ナマズが地震を予知するという説がどこから生じたのかまるでわからなかったのですが、振動に非常に敏感であるからと聞くと少し納得できました。他にも地震を予知できるのでは?と研究されてきた動物はいるのでしょうか?
— シャルル大熊 (@charles_okuma) March 31, 2022
ネズミが逃げるって話を聞いたことがある気がするんですが、地震の話でしたっけ? ネズミ、どこに逃げるんだっけ? あれこれ曖昧。他にもいるんでしょうか。
深海魚が沿岸で漁獲されると地震の前兆ではないかと騒がれますが、定置網などで急に魚がたくさん獲れるなど検証されていました
いずれも明確な関連性は確認できていません
関連がありそうだとしても、どのような現象をとらえて生き物が反応しているか解明できません
よって今のところ予知は困難ですね— ぐっちー (@mousou_guccy) March 31, 2022
実用的かはさておき、人間が地震が感知できない微細な予震を、本震の5分前くらいにキャッチでくるくらいはありそうですけどね。5分前じゃしょうがないですけど……
超能力(人間にはない力」を持つ生物がいるのは確かですが、それを利用するのはなかなか難しいですね。
— シャルル大熊 (@charles_okuma) April 1, 2022
そうそう、やっぱり5分前じゃダメですからね。
昆虫の飛躍力を人間に移植したり、まだできてないですもんね〜
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) April 1, 2022
人が飛べるほどの筋肉を維持するには、もう人と呼べないような形態になってしまいそうです
— ぐっちー (@mousou_guccy) April 1, 2022
天使みたいに、腕があるまま羽もついていて飛べるというのは夢ですが難しいんでしょうね。せめて先端に5本の指をキープしたまま腕が翼に進化したら便利そうなんですけれど。
人造人間やミュータントのように動物の能力を取り込む事ができればと言う思いがエンターテイメントになるのでしょう
想像力を掻き立てられますね— ぐっちー (@mousou_guccy) April 1, 2022
猫の柔軟性やジャンプ力欲しいです。
想像し出すと、人間の遺伝子編集をするようになったら歯止めが効くのかとむしろそっちが心配になります。
シャルル大熊さん、ありがとうございます!
ナマズは地震を予知するか、ナマズが地震を起こすのか。それとも両方? 黄門様もご存知ない。
ところで、ナマズが神経質で振動に敏感だと聞いて意外でした。
というのも、ナマズ自身がすごく振動パワーのある魚だと思っていたからです。振動に敏感なのに自分が振動してるって変な気がします。実際はどうなんでしょう、ぐっちーさんに聞いてみました。
ナマズは体に厚みがあり動きも俊敏で、他の魚より周りを振動させる力が強そうで、それが「地震=ナマズ」イメージの元かと思っていました。でも、神経質で振動に敏感というのとは矛盾する気もします。実際のナマズの振動パワーはどうなんでしょう? ぐっちーさん @mousou_guccy はどう思いますか?
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) March 30, 2022
子供の頃ナマズを釣ろうと川に行ったのですが、釣れた記憶がありません
じっとしていられなかったのかもしれませんね— ぐっちー (@mousou_guccy) March 30, 2022
ぐっちー少年、ナマズの振動パワーを知るに至らなかったようです。ぐっちー少年の振動パワーはナマズに勝るということですね。ナマズの振動に関して、ポチ子さんからもコメントいただきました。
私も鯰絵から、地下で鯰が暴れて地震を起こすイメージを持ってました。茨城県の鹿島神社に大鯰を押さえ込んでいる要石がありましたよ。ちゃんと押さえててくださいねと手を合わせてきました🙏 pic.twitter.com/ExTdupFRY5
— ポチ子 (@mousou_pochiko) March 31, 2022
やっぱりナマズは地震予知より地震の震源というイメージ、ありますよね。写真の要石が案外小さくて驚いたんですが、鹿島神宮のホームページには、「地中深くまで埋まる要石」と書いてありました。地中部分がすごく大きい「氷山の一角」的な石なのか、石というより棒に近い形状なのか。要石については、さらに面白いお話が載っていたので転載します。
地中深くまで埋まる要石が、地震を起こす鯰の頭を抑えていると古くから伝えられています。水戸の徳川光圀公がどこまで深く埋まっているか確かめようと7日7晩にわたって掘らせたものの、いつまで経っても辿り着くことができなかったばかりか、怪我人が続出したために掘ることを諦めた、という話が黄門仁徳録に記されています。(鹿島神宮ホームページより)
黄門様もびっくりです。そしてナマズを押さえつけているのはタケミカヅチという神様だそうです。よろしくお願いします。
ナマズは美味しい(らしい)〜食用魚としてのナマズ
ポチ子さんからは、ナマズを食べたお話も!(待ってました〜)
ちなみに、外来種、霞ヶ浦産の鯰も食べました。美味しかったです。 pic.twitter.com/J5cuuaz3hB
— ポチ子 (@mousou_pochiko) March 31, 2022
ナマズバーガーですね。「なめパックン」というのはキャラクターでしょうか。おしゃれなトレーに乗っていますね〜。
ナマズの怒りが地震を引き起こさないことを祈ります
— ぐっちー (@mousou_guccy) March 31, 2022
外来種と言われて追い立てられているナマズへの供養ですよ!
やっぱりナマズ自身が振動するイメージがあるということですよね。
ナマズバーガーは揚げてあるんでしょうか? ポチ子さんはラジオで確かナマズは淡白でクセのない味とおっしゃっていましたね😀揚げ物にはよく合いそうですね🍴🍤— SAITO Ukyo (@ukyo_an) March 31, 2022
はい、揚げてありました。クセがなくケチャップ系のソースとよく合ってましたよ。ちなみに、名古屋に「なまず屋」という鰻屋?がありまして、なまずの蒲焼きが食べられます。蒲焼きもいけますよ!
— ポチ子 (@mousou_pochiko) March 31, 2022
ナマズは揚げてよし、蒲焼よしの魚のようです。興味はあるのですがなかなか食べる機会がありません。同じように思っているみなさん、霞ヶ浦に行ったら「なまずバーガー」名古屋に行ったら「なまず屋」と覚えておきましょう。
「なまず屋」だけれどなまずも出している鰻屋さん? 淡白だけれど脂の乗った白身という感じなのでしょうか。蒲焼きも美味しそうですね✨ (今さっき地震があったのでドキドキしつつ)
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) March 31, 2022
トリフィドさんからもナイス情報が!
揺れました(ΦωΦ)ドキドキ💧
ポチ子さんが行かれた霞ヶ浦のお店と同じか分かりませんが、こちらにもなまず屋さんあります。通販もあるようです。
フィッシュ&チップスにして出してた喫茶店があり、美味しかったです🙂なまず屋(茨城県行方市) https://t.co/4CkxQ3V5ct
— トリフィド【いさましいちびの博物愛好家】 (@tri_triffid) March 31, 2022
茨城県行方市にも「なまず屋」さんが。見てみましたが、ナマズ調理のバリエーションが多くて驚きました。淡白な味なので何でもいけるんでしょう。ナマズフライバーガーが美味しいなら、フィッシュ&チップスはもちろん美味しいに違いないですね。
喫茶店メニューでは、モルトビネガー付きでした。地震、今日のは大丈夫でした。
私の通勤路に「うなぎや」という名前の八百屋さんがあります。
こだわりの八百屋「うなぎや」 https://t.co/OQMMngFM2L
— トリフィド【いさましいちびの博物愛好家】 (@tri_triffid) March 31, 2022
八百屋さんなのにうなぎや。間違えてウナギ買いに来る人はいなさそうな店構えですが、不思議です。
ナマズのフィッシュ&チップスが定番である喫茶店てすごいですね❣️ 食べてみたいです。
なまず屋さんはなまず屋さんでうなぎやさんは八百屋さん! 難しい😆 なまずのうすづくりや唐揚げなど美味しそうで、なぜあまり普及していないのか不思議で気になるしやはり食べてみたい……— SAITO Ukyo (@ukyo_an) March 31, 2022
地震があったのですね。大丈夫でした?
鯰は脂が乗ってますが、鰻に比べるとあっさり食べやすいです。鰻が苦手な私は、なまず屋で、鰻でなく、鯰を食べます。— ポチ子 (@mousou_pochiko) March 31, 2022
このお話を聞くとますます、ナマズは食用魚としてポテンシャルが高いのではと感じるのですが……
地震、すぐおさまって一安心でした!
なまずの方が鰻よりもあっさりしているのですね。鰻より穴子派の私も期待してしまいます🥰🍴— SAITO Ukyo (@ukyo_an) March 31, 2022
日本人はウナギが大好きで、絶滅するまで食べ尽くそうという勢いで今もウナギを珍重し、食べまくっているもよう。対して私の大好物・アナゴは、そこまでもてはやされていません。もてはやされて絶滅の危機に瀕したり価格高騰しても(私が)困るのでいいですが。
ナマズもポチ子さんとトリフィドさんお墨付きの美味しさなのですから、安定供給されれば人気が出ておかしくありません。ウナギポジションは辛いことも多そうなので、アナゴポジションくらいまで近々上がってくるといいですね。その前にひとまず食べてみたいものです。(茨城か名古屋に行ったら食べます!)
ポチ子さん、トリフィドさん、どうもありがとうございます!
さてページトップの絵は、鯰絵(江戸時代に流行した地震除けのお札やお守り的な絵。今のアマビエ様の絵のような?)を意識して描いてみました。震源ナマズを封じてくれる動物がいるとしたらどんな? と考えた結果、カメさんが相応しいのではと思った次第です。
では今回はこれにて。次回のエッセイのテーマは「パイナップル」です。妄想旅ラジオ第47回「パイナップル」 では、パイナップルにもある植物ホルモン各種を会社のあんな人こんな人にたとえるオヤジギャグ的ワールドが展開されます。妄想感たっぷりで楽しく、かつ、わかりやすいです。エッセイの予習がてら、ぜひ聴いてみてください。次回もどうぞお楽しみに!
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