ぐっちーさんと話そう<19> かわいい殺し屋、不機嫌な神

シャチホコに聞きたかったことをシャチに聞いてきてもらった illustration by Ukyo SAITO ©斎藤雨梟

シャチホコに聞きたかったことをシャチに聞いてきてもらった illustration by Ukyo SAITO ©斎藤雨梟

Twitterでお話しました

こんにちは。今週もよろしくお願いします!

みなさまこんにちは。
「妄想生き物紀行」編集担当、ホテル暴風雨オーナー雨こと斎藤雨梟です。今回も、ポッドキャスター・ぐっちーさんのエッセイ「妄想生き物紀行 第19回 シャチ〜シャチの個体識別と民間伝承の関係にワクワクします」を読んで、ぐっちーさんにあれこれお聞きしたもようを、お伝えいたします。

先週のぐっちーさんのエッセイをお読みいただき、そしてポッドキャスト「妄想旅ラジオ」第19回「シャチ」もお聴きになるとより楽しめる内容です。

ぐっちーさん、よろしくお願いします

ぐっちーさん、シャチを怖れず

ダイビングライセンスを取った時のエピソードをラジオで披露していたぐっちーさんに、トリフィド【いさましいちびの博物愛好家】さんからこんな質問が寄せられました。

自然の海を潜るのですから当然、海の生き物がいます。いなきゃつまらない気もします。何がいるかわからないぶん、確かに怖いような。どうでしょうか、ぐっちーさん?

すごい余裕だ。カモン、シャチ!くらいの。そうは言ってないけど。

ジンベエザメはプランクトンなどを食べる、性質のおとなしいサメ。大きくて、背中の模様が美しいです。ダイバー憧れのサメだそうですが、ダイバーでなくても憧れます。一方の遭遇したくない怖いサメの撃退法は、確か、鼻や目をパンチするんだったか。

うん、やっぱり余裕ですね。

やっぱり怖れる

続いて、ホテル暴風雨風木オーナーからの質問です。

好き好みシャチに喰われに鴨川へ。
一句詠んじゃったよ。

鴨川シーワールドには行ったことがありますがそんなサービスあったっけ? 昔、シャチのぬいぐるみならば連れて帰って「大次郎」と命名したけど……と私の思い出話はさておき。

公衆で本当に喰われちゃ大変だ。

また一句浮かんだ。

ぐっちーさん、シャチへの信頼感に疑問を呈す!

特別に慣れて訓練されたシャチだからできることなのは間違いないですね。(※注:調べたところ、現在は行われていないサービスらしいです)

シャチの潜在的な殺傷能力は大型ネコ科動物同等かそれ以上と思われ、いくら慣れた個体でも動物園で「ライオンにキスしてもらう」なんてサービスは聞いたことがないところから鑑みるに、やはりシャチというのは特別な動物のようです。

喰ったりしないよ神様だもの。

というほど神様を信頼できない気がするけれどそれはそれ。ネイティブアメリカンの人々の信仰も、敬いつつ怖れる、という感じのものではと推察されます。

さて特別なシャチが陸に上がってオオカミになるというネイティブアメリカン・ヌチャヌルス族の伝承についてシャルル大熊さんからコメントが。

だんだん足が生えてしっぽが生えて毛が生えて……とかじゃなさそうです。

変身というか、化ける話? シャチに化かされて泥団子食べて裸で踊ったりしちゃうアレですか?

それで行くのかい。化かされないようご注意を。

さてシャチ恐るるに足らず、なのか定かでないぐっちーさんに私も質問しました。

そう。知床では見られるんだそうです。いいないいな。ぐっちーさんはどうでしょうか。

怖いのか。

そこへ坂の餅さんが現れた!

鴨川シーワールドのシャチショーの写真なのですが(環境によってはこのページから見た方が大きな写真が見られるようです)、これがすごい。人間のトレーナーの人(でしょうか?たぶん)をシャチが鼻先で持ち上げるようにして高くジャンプしている写真です。これをしながらエクストリーム・ポッドキャスティング、どうですかね。

やはりシャチは怖い。あと「信頼」がポイントなのですねぐっちーさん。そういう観点で言いますと、

はい、私は自分の身体能力をまったく信頼できません。そしてゆこぽんさんから新たなシャチ情報が!

シャチの機嫌……さらっとすごく怖いことを言われているような凄味があります。

本当にすごいと思います。だって相手は動物です。猫の爪とぎショー 12:30より とか無理じゃないですか。相手が人間だって遅刻したりするというのに。

ゆこぽんさんからはこんなコメントもいただきました。

それ!

ヌチャヌルス族とクワクワカワク族。ヌルヌルしたヌンチャクとワクワクさせる乾いたクワガタのことで頭がいっぱいになるというものです。

はい、私も気になっていたので検索しまくってみましたが、「クワクワカワク族」に関してはわかりませんでした。

ヌルヌルした山。どんな山なんだとワクワク。あと、「クワクワカワク族」「ヌチャヌルス族」で検索すると先週のぐっちーさんのエッセイがかなり上位に来ることにもワクワクカワク……

トリフィドさん、風木オーナー、シャルル大熊さん、坂の餅さん、ゆこぽんさん、ありがとうございます!

問題は著作権

最後に生物学的(っぽい)質問を。

そうなんです。面白いDVDだったんですがレンタルして見たのでもうタイトルなどを忘れてしまったのが残念。

シャチにも新種ブームが来るかもしれないですからね。

シャチの名前は考えがいがありそうです。大きいし(?)

えーと、殺し屋だから?

とりあえず必要なのはさいとう・たかを先生の許可でしょうか。

というわけで今回はこれにて。

来週はぐっちーさんのエッセイの回、妄想生き物紀行初の架空の生き物「バーバパパ」がテーマです。妄想旅ラジオ第20回「バーバパパ」も新機軸な面白さです。妄想旅ラジオ20回記念のシャッフル企画で、いつもとは違い、生き物の話をポチ子さん、旅の話をぐっちーさん、食の話をたまさんが担当します。予習がてらぜひ。エッセイもどうぞお楽しみに!

ご意見・ご感想・ぐっちーさんへのメッセージは、こちらのコンタクトフォームからお待ちしております。

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