Twitterでお話しました
みなさまこんにちは。
「妄想生き物紀行」編集担当、ホテル暴風雨オーナー雨こと斎藤雨梟です。
今回も、ポッドキャスター・ぐっちーさんのエッセイ「スクリューバリスネリア〜相続した土地とスクリューバリスネリアを結ぶ父の記憶」を読んで、ぐっちーさんにあれこれお聞きしたもようを、お伝えいたします。
先週のぐっちーさんのエッセイをお読みいただくとより楽しめる内容です。
「このお話はフィクションです」はフィクションか
先週のエッセイは一見リアルな随想風で実はフィクションの短編小説というもの。騙された〜という賛辞(?)が寄せられました。ゆこぽんさんからです。
短編小説に今回も騙されてしまいました。フィクションというところもフィクションか?と疑ってしまいます。スクリューバリスネリア、琵琶湖固有種ということは海外には自生していないんですよね?あたかも熱帯種のような名前ですね。
— ゆこぽん (@yukopong) December 6, 2021
真実の混ざった嘘の方が本当らしく聞こえると言います。主人公のエピソードとしてぐっちーさんを思わせるものがさりげなく挿入されているところがニクいですよね。さて日本の固有種になぜ「スクリューバリスネリア」なんて異国情緒あふれるかっこいい名前が!? というのは私も思いました。
バリスネリア属の水草だそうです
ネジレモの方が親しみやすいかもしれないですね
小説は都合のいいように創作しますが、ある程度経験したことしか書けないなと思いました
遺産転がり込んでこないでしょうか— ぐっちー (@mousou_guccy) December 7, 2021
あ、そうか。「バリスネリア属」は日本だけの水草ではないけれど、その中の一種である「スクリューバリスネリア」なのですね。情報を求めて検索していると、スクリューバリスネリアの、厳しいサバイバルの歴史を感じさせるのかさせないのか、とにかく美しいねじねじぶりがだんだん好きになってきます。
世界中にあるようで、コークスクリューバリスネリアというのもありました
さらにねじれが強いのでしょうか
下手したら沼にハマってしまいそうですね— ぐっちー (@mousou_guccy) December 10, 2021
コークスクリューバリスネリアですと? これまた調べると、スクリューバリスネリアのねじれが優しく控えめに見える、これでもかというすごいねじねじでした。
写真を見つけましたが、かなりねじれていました! 水草の混植水槽に欲しくなる美しさ。深そうな沼ですね〜😆俗称・通称がたくさんあり、複数の名前で流通していて似たものと混同されやすいところも、(鉢植えや庭植え向けの)園芸植物の事情と似ていてまた沼の予感が💦https://t.co/cPwOcHXaOo
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) December 12, 2021
水草コレクターの気持を0.5%ほど理解。他にもスクリューあるのかなあ……しかしなんでこんんなにねじねじしてるの? 本当にねじみたいというかしめ縄みたいというかスパイラルというか。
すごいねじねじ!もはやドリルですね!😳
— ゆこぽん (@yukopong) December 12, 2021
ドリル、それだ!!
まさにドリル!!😆 ここまでねじねじだと、反対側にねじるとまっすぐに戻るのか無理やりやってみたくなります😆😆
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) December 12, 2021
くせっ毛の寝ぐせと格闘していた頃を思い出します。今は諦めの境地。ねじねじはねじねじなのです、きっと。それでいいのだ。ゆこぽんさん、ありがとうございます!
水草沼へようこそ
ここまで読んでスクリューバリスネリアが好きになってきたあなた(きましたよね?)、リクエストくださったたまさんから、水草沼へのお誘いです。
虫苦手な人は水草おすすめですよ!わりと小さい水槽でちまちま植物手入れするの没頭できてよいです(^O^)
— たま (@mousou_tama) December 7, 2021
虫! そういう視点で水草を見ていませんでしたが、植物栽培につきものと言っていい「虫」。室内の水槽栽培の水草ならばその心配がないですね。虫苦手だけれど植物と触れ合いたい方、朗報です。
なるほど、陸上植物を育てるとかなりもれなく虫ついてきますもんね(^^; 熱帯魚飼ってた時は藻だらけの緑みどりした水槽になりがちでした。写真見るとお水綺麗ですが、やっぱり藻に好かれつつもお掃除して透明を保っているんでしょうか?
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) December 7, 2021
そうなのです、虫は出ませんが、水槽といえば藻で水やガラス面が緑色になってしまうのが悩み。たまさんの美しい水槽にはどんな秘密が?
うちはフィルターでのろ過と手作業での換水(全体水量の三分の一を週1~2回)で保ってます。藻はすぐにやってきますよね~(;'∀')
こんどはミナミヌマエビを入れようかと思ってます🦐苔を食べてくれるのでお掃除手伝ってもらいたい🌿— たま (@mousou_tama) December 8, 2021
答:こまめなお手入れ
でした(^^;
ふわゆさんからもコメントいただきました。
タマさんがマメにお手入れしているから、美しいユラユラですね😍
エビ🦐は可愛いよね〜— ふわゆ (@100kero1) December 11, 2021
エビは意外に広く愛されてますね(^O^)
— たま (@mousou_tama) December 11, 2021
エビ可愛いですよね!美しいユラユラ水槽に仲間入りしたら素敵ですね〜😍 私は昔、水底に落ちたものも食べてくれるというのでエビの他に小さいナマズ(コリドラス)も飼っていて、それもとても可愛かったですよ😃
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) December 12, 2021
ミナミヌマエビというのは川にいるごく小型のエビなのですが、本当に可愛くて見ていて飽きないのです。小型ナマズ・コリドラスも可愛らしく、表情や動きが大きいのでさらに飽きないのです。
親戚の家の小さなコリドラスは、どんどん大きくなって40cmくらいになってました😅もうナマズでした!
— ふわゆ (@100kero1) December 12, 2021
!?
えっ、40センチ!? うちのは3センチだったのが5センチまで成長したくらいでした。種類も違うのかもしれないけれどすごい😲😲 最初は水草や熱帯魚が主役だったとしても主として君臨するサイズと存在感ですね‼️
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) December 12, 2021
水草沼へ向かったはずがナマズ沼に着いてしまったような……。
たまさん、ふわゆさん、どうもありがとうございます!
先祖代々の土地・活用法
ふわゆさんからは、かっこいい名前「バリスネリア」の由来も教えていただきました。
スクリューバリスネリアは発見者の
アントニオ・ヴァリスネリから命名されたようですね。恐竜ではフタバスズキリュウ(鈴木)。体操の技シライ/ニュエン(白井)。ピタゴラスの定理etc
発見者または創作者から由来している物・事柄たくさんありますね。人は死して名を残す(白井はまだ生きてるw)— ふわゆ (@100kero1) December 11, 2021
人名と知らずに使っている言葉も相当多そうです。それにしてもストラディバリウスみたいでかっこいい。アントニオ・ヴァリスネリさんと琵琶湖の奇縁に感慨を覚えます。
本作のお父様の土地は、今では都会の駅前という立地だが、江戸時代は何をされていたのかしら?川が近いのなら運搬業か、農業で田んぼでもやってたのかな?お父様の記憶を受け継いだ「私」は、御先祖が死して残した土地を思い出と共に受継いでゆくのだろうか。
— ふわゆ (@100kero1) December 11, 2021
ご先祖は何を? は実は私も考えたのですが、運搬業や田んぼは考えつきませんでした。ぐっちーさん、その点何か設定はあるんでしょうか?
相続と環境保全は似ているよね
というお話でした
生物が生息する環境も先祖からの相続財産と考えると、本来は現世の人が自由に活用できると思いますが、先祖代々の土地は守るべきという人も一定数いて、一部が保全されているというような状況なのではないかと思います
バランスが難しいですね— ぐっちー (@mousou_guccy) December 11, 2021
設定は謎ですが、環境保全から相続というのもまた、全然なかった発想です。すごいです。私が今回のお話を読んでご先祖について考えたことというのは……
私はとっさにウナギ屋さんと思いました😆が、なぜそう限定して思ったのでしょう😅 運搬業、田んぼの方がありそうですが、こうなったら(?)ナマズの養殖を始めてナマズ蒲焼き屋さんをやってほしいです。お店のアイコンはスクリューバリスネリアの巨大水槽です
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) December 12, 2021
ウナギ屋さんだったのかなあ?
でした。なぜそう思ったんでしょう。川・生き物・固有種などのワードからウナギを連想したのでしょうか。
なんでナマズ⁉️ナマズって美味しいの?ビリビリしない?あっそれ電気ウナギか🤣
— ふわゆ (@100kero1) December 12, 2021
電気ナマズもいますよ〜😆 ウナギが減っているので代わりに養殖ナマズを食べようというムーブメントを何となく思い出したから……だと思います(我ながらよくわからない💦) ビリビリするかな?
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) December 12, 2021
ビリビリするんでしょうか、電気ナマズ。
ウナギの代わりにナマズをというお話や、琵琶湖にいるナマズが美味しいけれどウナギにも増して希少な魚なので代用魚にはならないというお話を、確かぐっちーさん、ラジオでされてましたよね? これが夢だったら相当な夢力ですが。そして思いますにわたくしすでにナマズ沼に足を取られているもよう。
バリスネリアのかっこいい語感は発見者の名前がかっこいいからというラッキーだったか……(「環境保全」と「相続」みたいなウマいこと言えそうかと思って考えたけれど撃沈)
— SAITO Ukyo (@ukyo_an) December 12, 2021
ナマズ沼のおかげでうまいことも言えず。ナマズおそるべし。
ふわゆさん、ありがとうございます!
年賀状で戦おうとする人
ホテル暴風雨・風オーナーからはこんな質問が。
ハワイ旅行写真の年賀状をよこしたご住職には翌年どんな年賀状をお出しになりましたか? カトマンズ?ラスベガス?
— 風木一人@ホテル暴風雨オーナー (@Kazeki_Kazuhito) December 9, 2021
ハワイときたらカトマンズかラスベガスですよね!(いや、そうなのか?)
翌年は至って普通の、当たり障りのない年賀状でした
本当に何を考えているのかわかりません— ぐっちー (@mousou_guccy) December 9, 2021
ぐっちーさんが倍返ししましたか?という質問でした(笑)
— 風木一人@ホテル暴風雨オーナー (@Kazeki_Kazuhito) December 9, 2021
うちからは一切年賀状は出していません
実家に届いたモノを見ましたので
こっちもイギリス旅行の年賀状出せばよかったですかね— ぐっちー (@mousou_guccy) December 9, 2021
年賀状は武器であるという認識がなかったぐっちーさん。さすが世界平和の使者・環境保全派ポッドキャスターです。ですがぐっちーさん一家イギリス旅のラジオはとても面白かったので、世界平和のために音声データをご住職に送られてはいかがでしょうか。
風オーナー、ありがとうございます!
最後に恒例、今回の絵についてひとこと。スクリューバリスネリアを見て思いました。昔の少女漫画に出てきたねじねじした髪型、「縦ロール」と呼んでたけれど今もその言葉、生きているんだろうか? と。再び同じ髪型が流行しても少しテイストは変わり、名前もきっと変わるんでしょうね。たとえばスクリューバリスネリアとか。
次回のテーマは「カエル」です。妄想旅ラジオ第39回「カエル」といえば、カエルの歌、ぐっちーさんが二度と忘れ物をしない不思議な力を授けられたエピソード、期待通りに「食べた」お話などが思い出されます。予習も兼ねてぜひこちらも聴いてみてください!
「妄想生き物紀行」へのお題リクエストまだまだ受付中
ぐっちーさんのエッセイ「妄想生き物紀行」で取り上げて欲しいテーマを募集します。是非ご応募ください!
<リクエスト募集の趣旨>
この「妄想生き物紀行」は、毎回、ポッドキャスト番組「妄想旅ラジオ」で取り上げたテーマに対応した内容のエッセイをお送りしていますが、41回(2022年1月18日公開予定)は対応するラジオ放送が「お便り紹介回」であるため、「妄想生き物紀行」独自テーマとし、みなさまからのご応募から決めます。
<リクエストの内容>
募集するテーマは、
*エッセイ公開日が1月18日であるため、この日付にちなんだもの
*日付にこだわらず、1月、冬、など季節にまつわるもの
*まだ「妄想旅ラジオ」で取り上げられていない生き物
*その他、これというのがあればご自由に
などです。つまり自由です。
<リクエストの方法>
*Twitterで、ぐっちーさんのTwitterアカウント か 斎藤雨梟のTwitterアカウントにリプライ(任意のツイートを選んで「返信」ボタンを押して書き込み・送信する)してリクエスト
*ホテル暴風雨コンタクトフォームから、題名を「妄想お題」としてリクエスト
のいずれかでお願いします。
<リクエスト採用方法について>
ぐっちーさんの執筆欲をビビビッとそそるリクエストが来た時点で採用とさせていただきます。つまりぐっちーさんの気分次第。ですのでお気軽に、お早めに、ぜひぜひご応募ください。お待ちしております!
ご意見・ご感想・ぐっちーさんへのメッセージは、こちらのコンタクトフォームからお待ちしております。