なにわぶし論語論第63回「一言にして邦を興すもの、邦を喪うもの」
魯国の国王である定公が孔子に下問された。「一言で国を繁栄に導くような言葉はあるか」。孔子は答えた。「言葉にはそのような力はございませんが、いくらか近いものとしては、これでしょうか。ある人の言葉に、「君主であることは難しく、家臣であることは簡単でない」というのがあります。
日々の通勤電車の中で僕が考えていること
魯国の国王である定公が孔子に下問された。「一言で国を繁栄に導くような言葉はあるか」。孔子は答えた。「言葉にはそのような力はございませんが、いくらか近いものとしては、これでしょうか。ある人の言葉に、「君主であることは難しく、家臣であることは簡単でない」というのがあります。
子路が孔子に尋ねた。「衛の国王がもし先生を(執政として)国に迎えて政治を行ったとしたら、先生は何をまず行われますか。」 孔子は答えて言った。「もちろん、名を正す。」
孔子は言われた。「訴えを聞いて、判断することにおいては、私(の能力)は、まあ人並みだ。(人と違うことがあるとすれば)訴訟が起こらないようにすることだろう。」
季康殿が、盗賊(の跋扈)に悩んでおられた。そのことについて孔子に意見を求められた。孔子は答えて言った。「あなた様が欲深くなければ、たとえ盗みを奨励したとしても人々は盗みなどしないでしょう。」
子路、子羔(しこう)をして費(ひ)の宰(さい)と為(な)らしむ。子曰く、夫(か)の人の子を賊(そこ)なわん、と。子路曰く、民(たみ)...
季子然(きしぜん)問う。仲由(ちゅうゆう)、冉求(ぜんきゅう)は、大臣(たいしん)と謂う可きか、と。子曰く、吾(われ)、子を以って異...
子路問う、聞かば斯(すなわ)ち諸(こ)れを行わんか、と。子曰く、父兄在(いま)す有り。之(これ)を如何ぞ、其(そ)れ聞かば斯ち諸れを...
子曰く、由の瑟(しつ)、奚(なん)為(す)れぞ丘(きゅう)の門に於いてする、と。門人子路を敬せず。子曰く、由や、堂に昇れり。未だ室に入らず、...
顔淵(がんえん)死す。顔路 子の車以って之(これ)が椁(かく)を為(つく)らんと請う。子曰く、才も不才も、亦(また)各々其の子を言う。鯉(り...
君子は紺緅(かんしゅう)を以って飾らず。紅紫は以って褻服(せつふく)と為さず。暑に当りては袗(しん)にして絺綌(ちげき)もてす。必ず表して出...