第4回「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」師の過ちを指摘するのも憚らず

第4回「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ」師の過ちを指摘するのも憚らず

最後の一句はあまりにも有名。だが、実行するのは難しい。 孔子自身は、かなりよく実行していたようで、論語の中にも、弟子たちが孔子に対して意見する場面が何回も出てくる。もちろん孔子も、いつも機嫌よく弟子たちの批判を受け入れるばかりではない。

第1回 「朋遠方より来たる有り、また楽しからずや」の続きは?

第1回 「朋遠方より来たる有り、また楽しからずや」の続きは?

論語の有名な一節だ。時代劇で少年が音読しているのはたいていここである。だがいつも最初の2文が終わったら場面が切り替わり3文目を聞くことはまずない。残念ながら冒頭の2文だけだといかにも説教臭く陳腐な言葉という印象を免れない。だがそこに「人知らずして慍みず