老化と介護と神経科学27「発達段階と老化段階(5)」
「老年期」と一言で言っても、人生100年時代と言われる昨今、それは長い期間である。その長い期間を「老年期」という言葉で括るのには無理があるの...
「老年期」と一言で言っても、人生100年時代と言われる昨今、それは長い期間である。その長い期間を「老年期」という言葉で括るのには無理があるの...
エリクソンによれば、アイデンティティというのは、「自分がどのような集団に属する人間なのか」ということですが、この、自分が属する集団というのは、要するに、サルにとっての群れじゃないかと思うのです。 ニホンザルをはじめ、多くのサル類は、群れを作って生活します。
前回、老年期のごく初期に、「親密性対孤独」という前成年期の課題に再会するケースがあるのではないかということを書いた。 やはり老年期の比較的...
前回は発達段階のことばかり書いてしまいましたが、今回は老化と介護の話に入ります。思ったより長くなりそうなので、3、4回に分けて書きます。 ...
前回の続きです。 やはり老化というのは、ゆっくりと段階を追って進むのだな、というのが、自分の両親を見て感じたことだった。 発達心理学...
この連載も20回を超えました。当初の予定になかったことも、いろいろ書いてきました。しかし、初めから書こうと思いながら、なかなかうまくまとめら...
コロナウイルス流行への対策として、私の職場でも世間並みにテレワークを導入し、一部の職員を除いて出勤禁止になった。私も毎日自宅にこもっている。...
有料老人ホームの入居契約をする際には、重要事項説明書というのをもらう。私も、親の施設を選ぶのに、数カ所の重要事項説明書を読んだが、なかなか読...
「老化と介護と神経科学」と言うタイトルをつけながら、最近ちっとも神経科学のことを書いていなかった。反省して、今回は神経科学の話。 「機...
このシリーズも、今回で18回になった。当初から書きたいと思っていたテーマはいくつかあった。 1つ目は「『認知症』を病気と捉えなくても良...