白黒スイマーズ 第3章 ホドヨイおさかな忘年会(3)
小石と引き換えに忘年会長となった阿照は、忘年会開催に奔走する。その甲斐あって忘年会は大盛り上がり。しかし、そこに見慣れぬ闖入者が現れ……!?(※今回から、ついにペンギン度100%以下となりました)
浅羽容子による絵と脱力ファンタジー小説。4649どーぞ。
小石と引き換えに忘年会長となった阿照は、忘年会開催に奔走する。その甲斐あって忘年会は大盛り上がり。しかし、そこに見慣れぬ闖入者が現れ……!?(※今回から、ついにペンギン度100%以下となりました)
皇帝の氷屋に現れたのは、商店街会長の王だった。王は、忘年会の準備をする余裕がないという。そこで、皇帝がある提案をするが……。果たして、今年の忘年会は開催されるのか!?されないのか!?重大案件!
おさかなランチをたらふく食べた阿照は、皇帝の氷屋へ。皇帝は、慈円津の商売への情熱に触発され、新しい商売を手がけていた。そんな氷屋で阿照がペンペンとしていると、ドアに不審な影が……!第3章スタートです!
王の告白寸前に、慈円津似の子供が現れ、事態は急変する。さらに、慈円津の秘密が次々と明らかになっていき……。シュレーターズの激しいロックのリズムに乗って結末へと向かう王の恋。ハンケチ片手にご覧ください。
慈円津の店には、王と入れ違いに地味顔ペンギンの手伝いが入っていた。慈円津は密かに何かを工作中。そして、ついにシュレーターズのライブの日になる。王は、思ってもみないチャンスを得て覚悟を決めるが……。
大穴にいた先客に圧倒された王は、悶々ペンペンとした気分のまま酒屋に戻る。そして、弟・サマ雪の無邪気さ、兄・サマ春の優しさ、さらには魚醤入り清酒魚盛のマーベラスな味わいに癒されるのであった……。
慈円津の店でシュレーターズのプロマイドを見てしまった王。ずっと悶々ペンペンしたままだ。そんな矢先に、慈円津から店の手伝いはもうしなくても良い、と言われ……。恋するペンギン、王のお話、スタートです!
新商品を思いついた阿照と慈円津は、その開発に取り組む。やっと出来上がった商品は、爆発的人気となった。だが、二人の思惑が外れてしまい……。香り高いお話に仕上げました。白いご飯片手にお読みください。
プロマイド撮影後、阿照は慈円津の悩みを知り、同情する。二人は悩みを解決すべく腹を撫で続け、ため息をつきつつ考え込む。そんな中、商店街の会長がやって来て……。皆さん、困った時には腹を撫でましょう!
腹を満たした皇帝と阿照が、おさかな商店街に戻ると、ある一人のペンギンが待ち構えていた。イラついた様子のそのペンギンを見て、阿照は思い出した。魚欲のため忘れてしまっていた、大事な約束があったことを……!