(旧)Twitterでお話しました
みなさまこんにちは。
「妄想生き物紀行」編集担当、ホテル暴風雨オーナー雨こと斎藤雨梟です。
今回も、ポッドキャスター・ぐっちーさんのエッセイ「アリジゴク〜声の大きな少数意見が通るとき、通らないとき」を読んで、ぐっちーさんにあれこれお聞きしたもようを、お伝えいたします。
先週のぐっちーさんのエッセイをお読みいただくとより楽しめる内容です。
虫は空気を読むか
シャルル大熊さんからコメントいただきました。
アリジゴクにアリジゴクより強いやつ(カブトムシとか)が転がり込んで来たらアリジゴクはこう思いますかね?「空気読めよ。。。」
— シャルル大熊@文学フリマ東京11/11 (@charles_okuma) September 29, 2023
実際、けっこう強い虫だって転がり込んできそうな気がしますがどうなんでしょう。案外、みんな空気を読んでくれるのか?
砂を噛む思いかもしれません
— ぐっちー (@mousou_guccy) September 29, 2023
自然界はそう甘くはなくて、砂を噛む思いをしているのでしょうね。
てか獲物以外すべて砂……。
— シャルル大熊@文学フリマ東京11/11 (@charles_okuma) September 29, 2023
砂に埋もれてアリが落ちてくるのを待つという暮らし、なかなか想像しにくいです。
あの小説みたいな感じでしょうか。 いや、あれはむしろ捕まったアリの話でしょうか。どっちにしても人間の体感で想像すると恐ろしいですね。
空気より砂を的確に読まないと生きていけないですね
— 斎藤雨梟 (@ukyo_an) September 29, 2023
風を読み、潮目を読むように砂を読んで生きる虫、それがアリジゴク。
たぶん。
シャルル大熊さん、どうもありがとうございます!
噂のアイツに舌はあるか
ポチ子さんからもコメントいただきました。
アリジゴクにも閻魔様はいるのかしら?いるとしたら嘘をついたアリは舌を抜かれるのかしら?そしてアリには舌があるのかしら?
— ポチ子 (@mousou_pochiko) September 27, 2023
地獄だから閻魔様も鬼もいるのでは。あ、鬼はアリジゴクか。
しかし「うっかり」で地獄行きは厳しい。アリ、嘘つかなそうなのに。
閻魔様、というかアリジゴクの門番みたいな別の虫? がいたら面白いですね
Chat-GPTと違ってアリは嘘をつかなそうですし、アリ天国にどんな天使がいるのも気になります。歌って踊ってくれるキリギリス天使だったりするんでしょうか😀— 斎藤雨梟 (@ukyo_an) September 27, 2023
今思いつきましたが、エンマコオロギがいるんじゃないでしょうか。地獄コンビです。
翻ってアリ天国の面々を考えるのもなかなか楽しそう。
閻魔様のお裁きを受けるのはChat-GPTですね。
アリ天国はキリギリス天使の演奏に合わせて、アリの親戚筋に当たるミツバチ天使が8の字ダンスを踊ってたら楽しそう!— ポチ子 (@mousou_pochiko) September 28, 2023
ダンスパフォーマンスのレベルが高くてまったく退屈しなそうです。
私には妄想力が欠如しているのか、全くアリ天国の様子に話が思いつきません
オチは10匹のアリで締めるくらいしか— ぐっちー (@mousou_guccy) September 28, 2023
妄想家のぐっちーさんともあろうお方が何をおっしゃいますやら。先週のエッセイで「アリジゴクのテーマパークがある」と言い切ったぐっちーさんの妄想ライバル・Chat GPT3.5に「アリジゴクのテーマパークはありますか?」と聞いてみましたので、この二枚舌ぶりを見て奮起していただきたいものです。
A(Chat GPT3.5):私の知識が2021年に制限されているため、最新の情報については提供できません。2021年までの時点では、アリジゴク(蟻地獄)のテーマパークは一般的には存在していませんでした。アリジゴクは、アリが巣を作る地下の複雑な構造を指す言葉であり、これをテーマにしたパークが存在するかどうかは地域や企業によって異なる可能性があります。
しかし、最新の情報を確認するためには、インターネットで検索を行ったり、特定の地域や国の観光情報をチェックすることをお勧めします。地域や観光業界の発展により、新しいテーマパークや施設が開発される可能性があるため、最新の情報を探してみると良いでしょう。
探してみるまでもなく、ないと思いますけれどね。
ウスバカゲロウは出世虫
アリ天国は楽しそうなのでもう少し妄想しましょう、ご一緒に。
虫の竜宮城みたいですね
乙姫様がいるならどんな姿でしょう
モルフォ蝶かな— 斎藤雨梟 (@ukyo_an) September 29, 2023
アリから見てモルフォ蝶がどんな存在なのかはわかりません。もしかして食料? ともあれ、きれいですよねモルフォ蝶は。
タマムシも捨てがたい
— ぐっちー (@mousou_guccy) September 29, 2023
玉虫とモルフォ蝶のおもてなし、かなりいいのではないでしょうか。いかがでしょうアリのみなさん。
いいですね〜キラキラ輝いてます。
その場合、お付きの官女はウスバカゲロウですね!— ポチ子 (@mousou_pochiko) September 29, 2023
あ〜、ウスバカゲロウの透明な羽も美しいですね!
……ん? ウスバカゲロウ?
成虫になったら地獄から竜宮城に異動
— ぐっちー (@mousou_guccy) September 29, 2023
アリジゴクが成虫になったら一転、竜宮城(天国)にやってくる?
まさかの再登場!
— 斎藤雨梟 (@ukyo_an) September 30, 2023
ウスバカゲロウの成虫は数日で死んでしまうのでカゲロウといえば儚さの象徴のように言われます。
(追記:ウスバカゲロウの成虫は数日で死にません。お詫びして訂正します。カゲロウ(羽化後数時間で死ぬ)との混同でした。ウスバカゲロウとカゲロウについては別記事にまとめましたのでご覧ください。ご指摘くださった黒蘂さん、どうもありがとうございます!)
暑い日に空気がゆらゆらして見える現象「陽炎(かげろう)」から名付けられたという説もあるそうで。でも天国(竜宮城)の乙姫様の官女という役割を得て長生き(?)しているのかもしれません。蟻地獄から陽炎、そして竜宮城の官女。地獄から天国。名前も変わるし姿も変わる、「大出世虫」と言えましょう。
ポチ子さん、どうもありがとうございます!
というわけで今回はこれにて。ページトップの絵は、ウスバカゲロウの幼虫と成虫に挟まれ、ここはどこ? 天国? 地獄!? と混乱しているアリの絵を描きました。下方には地獄の火、上方には五色の雲、っぽい色を配してみたところ、鬼の火攻めに会い、すんでのところで天使に助けられる、みたいな感じになりました。
次回のエッセイのテーマは「シャコ」。妄想旅ラジオ第86回「シャコ」に関連した内容です。またまた登場する、謎の多そうな生物。みなさん、「シャコの視力」について知っていましたか? ラジオを聴くとわかっちゃいます。妄想旅リスナーの方も、復習&エッセイ予習にもう一度。次回のエッセイもどんなお話になるか、どうぞお楽しみに!