For AIMちゅーる発売! マルカンのAIM30と何が違う?

Amazonの独占先行発売は転売ヤー対策か?

6月2日、宮崎徹教授のツイートに驚いた。
「昨日、AIM活性化成分を配合したちゅ〜るタイプの”For AIM”が、いなば食品から発売になりました!」

ちゅーるキター(^◇^)!

マルカンから「AIM30」が発売されたときは、前年12月に宮﨑教授がツイッターで「3月1日発売予定」と予告していたし、2月にはマルカンがブランドサイトを公開していた。
今回の「for AIMちゅーる」は全然違う。発売までいっさい何の予告もなかったのではないだろうか? 宮崎先生は翌日の発表だし、発売元のいなばペットフードの公式サイトには今現在(6月13日)もまるで情報がない(見落としていたらごめんなさい)。

全然違うことはもう一つある。Amazonの独占先行発売であることだ。

For AIMちゅーる発売

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「AIM30」は流通の関係でばらつきは出るにしても、リアル店舗もネット通販もいっせい発売だった。

ひょっとするとこれは転売ヤー対策なのだろうか?

いまはだいぶ落ちついたが、「AIM30」発売時は転売ヤーの無法ぶりがひどかった。買い占めて倍から10倍の値段で売るような悪質な輩がいて、本当に必要としている猫オーナーさんから怒りの声が多数上がっていた。マルカンと宮﨑先生に直接「転売ヤー対策をしてほしい」と要望を出した人も少なからずいたようだった。

発売まで情報を公開せず、発売後もしばらくはAmazon専売にする。これは斬新なやり方だ。これなら転売ヤーがつけこむ隙はない。あるとしてもとても少ない。
アマゾンなら理屈上は全国どこでも同じように購入できるから平等でもある。
ある程度行きわたったのちに他のオンラインショップや実店舗で発売開始すれば、市場に飢餓感は生まれず高額転売も成立しない。

宮﨑先生、本職の研究以外でも天才じゃないだろうか(いや他の人のアイデアかもしれないけど)。

for AIMちゅーるとAIM30の違い

AIM30 マルカン キャットフード

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「for AIMちゅーる」と「AIM30」は「AIM活性化成分が入った猫の食品」である点は同じだ。
for AIMちゅーるのAIM活性化成分はアミノ酸S18、AIM30のAIM活性化成分はA-30と記載されているが、どちらも本体はL-シスチンだからここもたぶん同じ。
何が違うかというとAIM30が総合栄養食(猫の主食用のフード)であるのに対し、for AIMちゅーるは「おやつ」である。

AIM30が発売されたとき歓迎する声とともに「なぜ総合栄養食なの?」という声もあった。主食用では今食べているごはんと両立しない。変えなければならない。おやつやサプリなら今のごはんにプラスしてあげられるのに、ということだ。
それに対して宮﨑先生は「AIM活性化成分を含むおやつと療法食も開発中です」とお返事されていた。それがもう実現したわけだ。すごい。

Amazon先行発売のfor AIMちゅーるは何種類かあるようだが、AIM活性化成分を含むのは「アミノ酸S18ちゅ~るタイプ」だけだ。これのみが入ったパッケージと、これプラス混ぜるための普通のちゅーるが同数入ったパッケージがある。
「アミノ酸S18ちゅ~るタイプ」だけだと美味しくないのだろう。普通のちゅーると1対1で混ぜて与えることが推奨されているが、ちゅーる以外のごはん・おやつと混ぜてもよいと明記されている。猫さんが好きな食べ物といっしょにあげればいいのだから使いやすい。

ただ加熱は不可。アミノ酸が変質してAIM活性化能力が失われてしまうのだろう。

量は「アミノ酸S18ちゅ~るタイプを1回1本、1日2回(2本)を限度にちゅ~るとよく混ぜておやつとしてお与えください。」と書いてある。
上限は書いてあるが下限は書いていない。効果が出るには最低このくらいはという量があるはずだと思うが、猫の体重によって違うから書きにくいのだろうか。

for AIMちゅーるの発売によって猫さんにAIM活性化成分を与えやすくなったことは間違いない。
もう5年近く前、ムギが慢性腎臓病の診断を受け、ネットで必死に情報を集めていたとき出会ったのが宮崎徹教授のAIM研究の記事だった。慢性腎臓病が治り、猫の寿命が30歳になるかもしれないという夢のような内容だった。
その後コロナの悪影響もありAIM研究の実用化は先に先に延びてしまったが、今年いよいよ動き出した感がある。
総合栄養食のAIM30ができ、おやつのfor AIMちゅーるができた。AIM活性化療法食もきっともうすぐできるのだろう。そして大本命のAIM製剤が完成すれば本当に猫の寿命が飛躍的に伸びるに違いない。

東京大学基金からメールのお知らせがあった。
東京大学基金の「宮崎徹教授の猫の腎臓病治療薬研究」への寄付金は、所定の手続きを経て、宮﨑先生の新しい研究拠点「AIM医学研究所」に移管されるという報告だった。
当然の話ではあるが安心した。
これからもずっとAIM研究を見守り応援していきたい。

(by 風木一人)


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