AIMの新展開。AIM医学研究所設立とキャットフード「AIM30」の発売。

宮﨑徹教授がAIM医学研究所を設立!

年明けから大きなニュースが入ってきた。AIM研究の第一人者宮﨑徹教授が2022年3月末で東京大学をお辞めになり、「一般社団法人 AIM医学研究所 (略称 IAMアイアム)」を設立される。これは宮﨑徹教授自身が1月11日にツイッターで公表された。


AIM 医学研究所の公式サイトは下記。まだほぼ設立のごあいさつしか掲載されていないが、4月の本格稼働へ向けどんどん充実していくのだろう。

設立の最大の動機は「一刻も早くAIMネコ薬を完成させること」と明言されている。
大学というところは教授といえども研究だけやっていればいいものではなく、後進の教育にも当たらなければいけないし、事務的な仕事も多いと聞く。独立し、自分自身の研究所を持つことで、これまで以上に研究に専念できるということなのだろう。

猫が30歳まで生きる日

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東大を離れ新しい研究所を作るのはどう考えても大変なことだ。リスクもあるに違いない。
しかしご著書の『猫が30歳まで生きる日』を読めば、宮﨑先生が安定にしがみつく人ではなく、必要とあればどんなチャレンジもいとわない人であることは一目瞭然だ(この本の詳しい感想は<こちら>に書いた)。
若いころからまわりに流されず自分を信じて生きてきた人で、だからこそ医学の常識をのりこえるような研究ができるのだろう。
宮﨑教授が発見したたんぱく質AIMを使った猫の腎臓病を治す薬、人間の腎臓病や癌、アルツハイマー病を治す薬がAIM医学研究所で開発されることを強く期待したい。

腎臓病に効く猫のおやつ「AIM30」がマルカンから発売!

宮﨑先生のツイッターでは昨年末2021年12月30日にも大ニュースがあった。
『猫が30歳まで生きる日』の最後の方に記述があった、AIMを活性化するキャットフードがいよいよ完成し、「AIM30」という商品名で3月1日にマルカンから発売されるという情報だ。


動物用医薬品となるAIM製剤は認可のためのハードルが高く、実用化は最速でも2023年秋と言われている。そのため、宮﨑教授が猫のために一刻も早くと開発を急いでこられたのが、AIMを活性化する成分(果物のドリアンから抽出する)を含むサプリだ。医薬品ではなく動物用食品なのでずっとスピーディーに実用化できる。

これまで宮﨑教授が本やネット記事で語られた内容からすると、慢性腎臓病末期の猫にはやはりAIM製剤(開発中)でなければならない。しかし早い段階の腎臓病なら「AIM30」で進行を抑えることが期待できるし、子猫のうちから飲めば腎臓病の予防にもなるらしい。

3月1日発売といえばもうひと月半だ!

発売元となるマルカンだが、ぼくはマルカンと聞いてもぴんとこなかった。で、調べてみた。
公式サイトはこちら。

株式会社マルカンは犬・猫・ウサギ・ハムスター・チンチラなど小動物・昆虫、爬虫類、観賞魚のフードと用品を幅広く取扱うペット総合メーカーです。 サンライズSUNRISE、マルカンMARUKAN、ニッソーNISSOの情報がご覧いただけます
大阪に本社、広島に工場があるペット用品・ペットフードのメーカーだ。猫・犬だけでなく、小鳥、魚、ハムスターから爬虫類や昆虫まで扱っているようだ。
猫用のフードは多くはない。だから知らなかったのだろう。猫用おもちゃはたくさん出しているからお世話になったものもあるかもしれない。
AIM30は世界が市場となる商品だと思うが、この2年コロナで海外の製品・薬品の入荷が不安定になることもあったので、その点国内生産は安心材料だろうか。

1月13日現在、マルカンの公式サイトに「AIM30」の発売情報はない。販売方法、価格等はまったく不明だ。
これほど猫とそのオーナーに待たれている商品なので、発売当初は品薄になったりもするかもしれない。転売目的の買い占めなどが起きないように充分配慮してほしいものだ。

【 追記 】
株式会社マルカンの公式ツイッターにAIM30の発売予告(写真つき)が出た。
「2022年3月発売予定。ブランドサイトを1月下旬にオープン」
チキン味でレギュラーが600g、お試し用が80g。円盤状の小さな粒のようだ。お試し用があるのはとてもいい。猫は気に入らないと全然食べてくれない。レギュラーサイズを買ってまるで食べてくれないと本当にショックが大きいのは猫飼いなら誰でも知っていることだ。

【 もう一つ追記 】
東京大学基金からメールが届いた。宮崎徹先生のAIM研究のために寄付をした人へのお知らせで、宮崎先生が東大を離れるに伴い、東京大学基金での寄付受付を終了するという内容だった。
AIM医学研究所のサイトにあるように、今後は宮崎先生の研究への寄付はAIM医学研究所が窓口となる。
ちなみに東京大学基金には、猫の腎臓病治療薬研究への寄付申込みが、昨年7月から現時点までで「約2万件、2億8千万円」あったとのこと!

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『猫が30歳まで生きる日』とその後の情報

ムギの奇跡の花

これは友人がムギのために贈ってくれた花。フラワーケーキというらしい。

上はいただいたとき、9月初めの写真だが、このうち緑の小さな花だけが今も咲いている。

これだ。

これだけ造花ということはもちろんないし、ドライフラワーになったということもない。

ムギが旅立って4か月。ささやかな奇跡を目にしている。

(by 風木一人)


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