【 台湾魔談 】(11)
【 屋上 】 「常夏」という言葉、その言葉から喚起されるライフスタイルのイメージ、あなたは憧れますか。明瞭な四季がなく、年中ほぼ夏。年...
「魔」の一字をこよなく愛する筆者が語る様々な魔の話。垣間のぞくダークサイドをお楽しみください。
【 屋上 】 「常夏」という言葉、その言葉から喚起されるライフスタイルのイメージ、あなたは憧れますか。明瞭な四季がなく、年中ほぼ夏。年...
【 安全第一 】 台中で見かける台湾女性はじつに活発だ。50ccの原付バイクや原付スクーターに二人乗りでブンブン飛ばしてゆく。大抵は軽...
【 地図さがし 】 台中在住の友人情報で、わかっているのは住所だけだった。とはいえ、「大してデカイ街じゃない。地図さえ手に入れば、倒壊...
【 香菜方便麺 】 レール脇の土手に腰かけていたはずが、いつのまにかザックを枕に爆睡していた。 カタンコトンという振動音で反射的にポ...
【 密林 】 「やはりそうか」とつぶやいた。 線路上を歩いていく乗客たちは、トンネルに入らなかった。車掌の先導で、みな黙々とトンネル...
【 プワゾン 】 あなたは匂いに敏感な人だろうか。それとも普通だろうか。 まあ「普通」という言葉を持ち出しつつ、なにが普通でなにが普...
【 牛 排 】 異国にいると、母国のことを思う。「なんでこの国の人はこうなのか」と思うのは、ほとんど無意識に日本人と比較しているからだ...
【 異国徘徊 】 会話がまったくできない異国の街をひとりで歩く。これをやったことがない人は、ぜひ一度やってみたらいい。この一種独特の不...
【 羽田空港 】 何度もあくびをかみ殺しながら羽田空港に着いた。 まるで閉鎖された空港のように閑散として人がいない。ロビーを横切って...
【 再 会 】 前述した友人、旅行代理店に勤めていたNとは昨年の秋、久々で再会した。なにかがきっかけで(そのきっかけについては彼は触れ...