老化と介護と神経科学32「介護に必要な3つの力と1人のキーパーソン」
自分の親の介護を経験したり、他所の人から介護の話を聞いたりすると、介護のやり方というのは様々なのだなあと思う。ひとりで介護をしている人、兄弟...
日々の通勤電車の中で僕が考えていること
高齢化社会で誰もが避けて通れなくなった老化と介護の問題。どうせ避けて通れないなら少しでも楽しく向き合えないか? 神経科学の研究者が、神経科学の視点から見つけた老化と介護の「面白さ」の話。
自分の親の介護を経験したり、他所の人から介護の話を聞いたりすると、介護のやり方というのは様々なのだなあと思う。ひとりで介護をしている人、兄弟...
認知症では、認知機能が選択的に障害される。 ――などとまじめくさって書くと、笑われてしまいそうだ。「だから『認知症』なんじゃないか」と。い...
赤ん坊がこの世に生まれてきた時、本人にできることはほとんど何もない。 彼または彼女が他の人間やこの世界と関わる方法は二つだけ。相手を信頼し...
「自律」対「恥と疑惑」 「自律」対「恥と疑惑」というのは、子供の発達過程では幼児期初期(2歳ごろ)の発達課題だそうだ。 物を食べる、トイ...
母の場合、大きな問題の一つは買い物だった。特にテレビのショッピング番組。 ぽっこりお腹を引き締めるサポーター、電気刺激で筋トレをする機械、高機能の電子レンジ、その他健康食品は数知れず。お腹を締め付ける衣服は看護師さんから止められているし、
「老年期」と一言で言っても、人生100年時代と言われる昨今、それは長い期間である。その長い期間を「老年期」という言葉で括るのには無理があるの...
エリクソンによれば、アイデンティティというのは、「自分がどのような集団に属する人間なのか」ということですが、この、自分が属する集団というのは、要するに、サルにとっての群れじゃないかと思うのです。 ニホンザルをはじめ、多くのサル類は、群れを作って生活します。
前回、老年期のごく初期に、「親密性対孤独」という前成年期の課題に再会するケースがあるのではないかということを書いた。 やはり老年期の比較的...
前回は発達段階のことばかり書いてしまいましたが、今回は老化と介護の話に入ります。思ったより長くなりそうなので、3、4回に分けて書きます。 ...
前回の続きです。 やはり老化というのは、ゆっくりと段階を追って進むのだな、というのが、自分の両親を見て感じたことだった。 発達心理学...