老化と介護と神経科学17「相模原障害者殺傷事件」
3月16日、相模原障害者殺傷事件の第一審判決が下った。 本件は、老人の介護に関わる者にとっても、ひとごとではない。 被告は最後まで「意思...
3月16日、相模原障害者殺傷事件の第一審判決が下った。 本件は、老人の介護に関わる者にとっても、ひとごとではない。 被告は最後まで「意思...
前回、最後に客観的事実と主観的体験のことについて書いたが、介護についても、客観と主観のバランスが重要なのではないかと思う。 幸福な老後...
今回は、「老化と介護」はちょっと横において、神経科学の話。 神経科学というのは、「こころ」の解剖生理学的基盤としての脳・神経系の仕組み...
物忘れ。自分で書いておいて、こんなことを言うのもなんなのだが、嫌な話題である。 なんでこんな話題にしたかと言うと、今年に入って自分に「これ...
前々回、結晶性知能と流動性知能という言葉を紹介した。 様々な年齢の人の知能検査の結果を比較すると、検査項目によって、高齢者の点数が明らかに...
『毒親介護』(石川結貴・著 文春新書) 「毒親」というのだから、穏やかではない。強烈なタイトルである。これは、センセーショナル...
「知能」という言葉がある。心理学、とくに発達心理学の領域でよく使われる言葉だ。神経科学者はほとんど使わず、かわりに「認知機能」という言葉を使...
前回、習字のことを書いた。私は、大人になってから数年間、書道教室に通ったことがある。1年ほど前にやめてしまったのだが。 書道の初心者に...
あけましておめでとうございます。 と言っても、もう1月も半ばなんですが、本年第1回です。 今年もよろしくお願いいたします。 一応ま...
身近な人の、例えば自分の親の認知機能が落ちてきて、生活に支障が出るようになると、何かといらいらすることが多いものである。 「さっき言っ...