【 魔の自己愛 】（10）制作者サルタヒコの謎
【 仮 説 】 12年前、「時計草庭園」の話に戻る。 「時計草庭園」と名づけた場所から逃げるように去ってしまったものの、そこで出会った御...
【 魔の自己愛 】（9）
【 神々の作戦 】 「サルタヒコ」は知らなくても「アメノウズメ」あるいは「アマテラスオオミカミ」といえば「聞いたことがある」という人が多い...
【 魔の自己愛 】（8）
【 要 調 査 】 手帳の使い方は人により様々だ。仕事やスケジュール管理で毎日のように使う人は「My流儀」みたいな使用方法もきっとあるのだ...
【 魔の自己愛 】（7）
【 撤退 】 シーラ・ナ・ギグ。その起源や意味は謎に包まれている。現代的な感覚では「悪趣味」としか言いようがないようなポーズの女性像が、な...
【 魔の自己愛 】（6）
【 納 屋 】 さて話を戻そう。12年前、岐阜で時計草を撮影した時の話である。 私が招かれた庭は「時計草の庭」というイメージで記憶に残っ...
【 魔の自己愛 】（5）
【 スタッフ会議 】 アイバーニアがMacルームに来てから2日後、スタッフ会議に同席することになった。学校長、「雑貨」クラス担当スタッフ、...
【 魔の自己愛 】（4）
【 画像検索 】 「レイ先生は私が好きでしょ」 勝手にMacルームに入ってきて勝手に私の隣席に座り、膝をこちらに向けてなんか言うのか...
【 魔の自己愛 】（3）
【 美穂先生 】 雑貨講師をかりに美穂先生としよう。 美穂先生には気の毒だとは思ったが、これは私にしてみればヨソのクラスのことだ。意見を...
【 魔の自己愛 】（2）
【 シーラ・ナ・ギグ 】 木戸をくぐってみて、婦人がわざわざ庭に招き入れてくれた理由がよくわかった。木塀の内側にはネットが取りつけてあり、...
【 魔の自己愛 】（1）
【 相 談 メ ー ル 】 6月上旬。やや肌寒い朝だった。2階の仕事部屋の窓を開けてみると、空はうすい灰色に隙間なく覆われていた。網戸をス...