『せかいでいちばんおおきなネコ』絵本原画展＆トークイベント

大きな猫が東海道を歩いて静岡県の沼津へ！

『せかいでいちばんおおきなネコ』（風木一人・作　ひろかわさえこ・絵　絵本塾出版）の原画展を開催していただくことになりました。会場は沼津の絵本専門店グリムさんです。

会期中の４月１日（土）には、ひろかわさえこさんの親子向けワークショップと、ひろかわさんとぼくによる対談トークショーもあります。

ワークショップとトークショーは要予約です。ご予約・お問い合わせは＜グリムさんホームページ＞のコンタクトフォームからお願いします。

おはなしを表現するのに最適のタッチを探して

昨年11月に刊行された『せかいでいちばんおおきなネコ』、原画をご覧いただける機会はこれが初めてです。
ひろかわさえこさんは100冊以上の絵本を作ってこられた大ベテランですが、今回新しいタッチを採用されています。このおはなしを読み込んで、最も合う絵を探した結果、従来からのタッチのどれも最適ではないと判断し、新しい描き方をされたそうです。
ひろかわさんのファンの皆様、ぜひ新しいタッチを間近に見にいらしてください。

ぼくは制作中に一度原画を見ていますが、絵は額装されるとまた違った輝きを放つものです。グリムさん２階のギャラリーでよそ行き顔の猫を見るのを楽しみにしています。

トークショーのタイトルは「想像力と共感力」。これはぼくが絵本作家としていつも大切にしていることです。遠くまで届く想像力と、他者を思いやれる共感力、この二つがなければ人は幸せに暮らせません。この二つを育む力が絵本にはあると信じています。

グリムさんは数度のお引越を経ながら40年以上の歴史を持つ絵本専門店の老舗です。店主の飯塚さんが時間をかけ作り上げてこられた場で、原画展とトークイベントをできるのはとても嬉しいことです。

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（by 風木一人）

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