ぐっちーさんと話そう<8> 潜性のレンゲレール

巨大豆とホテル暴風雨造園係・ゾウのラウさん

Twitterでお話しました

こんにちは。今週もよろしくお願いします!

みなさまこんにちは。
「妄想生き物紀行」編集担当、ホテル暴風雨オーナー雨こと斎藤雨梟です。

先週のぐっちーさんのエッセイ「妄想生き物紀行 第8回 マメ〜メンデルは優秀だったから「メンデルの法則」を発見できたのだろうか」を読んで、ぐっちーさんにあれこれお聞きしたもようを、今回もお伝えいたします。

先週のぐっちーさんのエッセイ、そしてポッドキャスト「妄想旅ラジオ」第8回「マメ」もお聴きになるとよりお楽しみいただける内容です。

ぐっちーさん、よろしくお願いします

メンデルの法則再評価・「顕」化120周年! 顕性と潜性のあれこれ

メンデルの法則が再評価されたのは、メンデルの法則発表から35年後、メンデルの没後16年後の1900年ごろだそうです。

それはさておき、今回気になるのは「顕性」「潜性」という新ワードの登場と、それによる遺伝のイメージの変化。

さっそく、ぐっちーさんにこんなことをお聞きしてみました。

好きな音楽家などで死後評価された人の一人くらいいるでしょうし、好きならばいいエピソードもご存知では、という目測での質問でしたが……

意外なエピソードが登場です。しかもしっかり「遺伝」関連です。

私は、大昔の親戚(先祖?)の写真を整理していたら、叔母にそっくりな人が登場してすごく驚いた覚えがあります(調べてみると、直系でもなく、そんなに近い親戚ではなかったのに)。みなさんもこういう体験、あるでしょうか?

……なぜかその後サザエさんのご先祖話に(なぜかも何も、責任が私にあるのは明らかですが)。

後で検索してみたところ、時々登場するこの波平さんのご先祖様は、磯野藻屑源素太皆(いそのもくずみなもとのすたみな)さんとおっしゃるそうで、明治生まれの波平さんが「御一新の頃」の人だと説明していたとのこと(Wikipedia調べ)。ということは、先祖といってもおじいさんかひいおじいさんくらいで、さほど遠くはありません。遺伝子も4分の1か8分の1共有していることになりますね。

それにしても決まって出てくる先祖も「磯野」さんで顔が同じというあたり、男系幻想とでも言うべきものかなあと感じたのですが、さらに調べると、この磯野藻屑源素太皆さんの妻が登場した回もあり、顔はサザエさんではなくフネさんそっくりだったそうです。波平さんのご先祖とフネさんに血縁関係はないはずが。「ご先祖様」とは、血縁とかそういう問題ではなく、現家族の「顕性モデル」という概念なのでしょうか。

一方、人気アニメつながりでいうと「ムーミン」にもご先祖様が登場しますが、毛むくじゃらであまりムーミンに似ておらず、言葉も話さないところが味わい深いと改めて感じた次第です。

cf) ムーミンのご先祖様ぬいぐるみ(クリックでamazonの該当ページへ)

記憶の寄り道、それは顕性? 潜性?

続いて、トリフィド【いさましいちびの博物愛好家】さんからこんなコメントが。

あ〜〜!! あるある、そういうのある!
と、うなってしまう方も多いのでは。

ぐっちーさんもあるとのことで、

レンゲレール現象と命名。親子で「レ」に弱いという傾向が表れています。顕性遺伝子のなせる技?

ちなみに私はこういう状況におかれたら何かが変だと混乱する方です。

ゆくえが大いに気になりますね。

もちろん私にもこういう現象、極めてよくあります。実は勝手に命名済みです。

副都心線現象。私自身は副都心線によく乗るので実はもう言い換えは必須というほどではないのですが、まだまだ山手線の方がメジャーです。「北参道の駅の近く」などと説明した時に「何その駅?」と返されることも。そんな時、「山手線でいうと代々木に近い副都心線の駅」と言い換えると即座に納得してもらえます。

さらにレンゲレール現象の新たな事例と、また違った側面が!

ヒース・レジャーに対してジュード・ロウとヒュー・ジャックマンはどちらがより「顕性」なのか「潜性」なのか、どっちにも説明できそうなところも妙味。この三者の並びは、自分自身の脳内地図には描かれていなかったけれど、聞くと「何だかわかる」感じがします。きっと同じルートを持つ人のいる、「広い道」いわば「顕性ルート」なのでは?

「そっくりじゃないけど似てる気がする二人」にも同意見の人が多いペアとそうでないペアはいることでしょう。
ですが私のこの一人二役トリックのペアは、仲間がいる気がしないのです。同時に絶対思い出せないので紹介できないのが残念……と思っていたら、ニコラス・ケイジを忘れている時にもう一方を思い出し、メモする、という技を使い奇跡的に可能になりました。アンディ・ガルシアです。
ほらね。全然似てない。冷静になればなるほど、ぼんやりしたイメージにすら、さほど共通点がない。

悔しいので、まだ賛同の得られそうなペアをあげてみます。遠藤憲一と松重豊。どなたか「わかる」って言ってくれていますか。

大いに盛り上がった(私が)トピックでした。トリフィド【いさましいちびの博物愛好家】さん、ありがとうございます!

エンドウ豆だけではない

最後に、ホテル暴風雨オーナー風こと風木一人さんからの質問です。

あ〜、いいですね、豆料理。みなさん豆、お好きですか。私は甘い味付けのいわゆる「煮豆」があまり得意でなかったおかげで大人になるまで気づかなかったのですが、塩やスパイスの効いた豆料理、好きなんですよね〜、と、誰も知ったことじゃない「私と豆エピソード」を脳内で披露していたところ、奇しくもこんなお答えが。

ダルスープ、よくレンズ豆が入っていて美味しいですね! 出てこなくなるとは何と残念な。

はい、私もダルスープ大好きですが、ネパールでそこまで愛される料理とは知りませんでした。一方、日本で愛されている豆といえば、もちろん、

さらにその納豆や冷奴に醤油をかけるという念の入り方。

おかゆライス!? 何だかギョッとさせる響きですが、お揚げ入り味噌汁と納豆と冷奴with醤油って要はそういう組み合わせです。

大豆好き好き大豆大好き。大豆がないと生きていけない。という人が多そうなわりに、米以上に自給率が低いイメージがあります。何が何でも自給率を上げるべきと考えるかはさておき、自給率の低さが嘆かれる品目とスルーされる品目ってあるよなあ〜 と思っていると農林水産省の「こどもそうだん」にこんな質問と回答を見つけました。
個人的に、残りの15トンは何!? が気になりました(詳しくは下のリンクを)

いや〜豆って本当に、素晴らしいですね。風木オーナー、ありがとうございます。

何の話かわからなくなったところで、今回はこれにて。

ちなみにページトップの絵は、ホテル暴風雨の庭園に生息する新種の巨大豆、担いでいるのはゾウの造園係・ラウさんです。絵の中ではこんなことを言ってますが、「羊豆」と命名されました。

次回は「ウマ」がテーマです。妄想旅ラジオ第9回「ウマ」 に対応しています。ポチ子さんがお題の生き物を「食べるのでは?」という期待感がデフォルトになったのはこのあたりからか、という回ですのでもちろん……(詳しくは聴いてみてくださいね!)

どうぞお楽しみに。

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