Amazonで紙書籍を出版・販売するとき知っておきたいこと
アマゾンのセルフ出版で紙書籍を作ろうとする人にとってまず気になるのは「どんな本ができるか」だろう。印刷・製本の品質だ。中身がよくても外見が貧相では売り物にならない。ぼくも実物を手にするまで不安があったが、ペーパーバックの出来は充分満足できるものだった。
心しか泊まれないホテルへようこそ
アマゾンのセルフ出版で紙書籍を作ろうとする人にとってまず気になるのは「どんな本ができるか」だろう。印刷・製本の品質だ。中身がよくても外見が貧相では売り物にならない。ぼくも実物を手にするまで不安があったが、ペーパーバックの出来は充分満足できるものだった。
売れやすいのはやはり電子版で、割高でもぜひ紙でほしいという読者のために紙の本も出すのが、現状でのKDPのよい利用法ではないかと思う。実際、『プロの絵本作り』の電子版を持っているが紙書籍も買った、紙でほしいから待っていた、という声を多数いただいた。
本文デザインで読みやすくする 前回<amazonのKDPでペーパーバック(紙書籍)を作る>の続き。 紙書籍の読みやすさを決定するのが...
電子書籍制作には慣れていても紙書籍はいろいろ勝手が違った。だからKDPのペーパーバック制作に興味ある方のために、どんな点に苦労したかなど具体的に書いてみたい。KDPのヘルプを見て作ることになるが、補助資料として役立てていただければ幸いである。
けいたろうさんはコロナでなかなか人と会えなかった去年今年の体験からこの絵本を構想したそうです。会えないからこそ会うことの大切さが身に沁みてわかる。会えないからこそやっと会えたときの喜びが倍にも三倍にもなる。とても共感できますね。
これは大人向けの絵本なのか? いや作者はこの寓意に満ちた話を子どもに向けて書いている。80冊以上の絵本を手掛けてきたテッケントラップは、このテーマが子どもにとって難物であることを熟知しているに違いない。それでもあえて書いたのはなぜか?
『100万回生きたねこ』は1977年に書かれ『ぼくの鳥あげる』は1984年に書かれた。2作はとてもよく似ていて、どちらも前半と後半にきっぱり分かれる構成を持っている。『100万回』の前半は「猫がさまざまな飼い主の間を渡っていく」で、
わからないものを正面からすごい熱量で描いたことが『めんぼうズ』を見たことのない絵本にし、シュールな絵本の傑作にしました。同時にその「わからないもの」への愛は、『めんぼうズ』をきわめて今日的な作品にもしています。
こどものともは一年に12作の新作絵本が出て、その中からとくに人気のあるものが書店売りのハードカバーとして再発売される。単行本化には5年くらいかかるのはふつうだし、10年かかることもままあるが、さすがに20年はレアケースだ。
20数年前のことだ。福音館書店に初めて持込みに行った。1冊の著書もなかったし、絵本コンペの受賞歴もなかったし、ツテやらコネやら何もなかった。好きな絵本の奥付に書かれた電話番号を見てそこに電話した。「絵本を作っています、見てください」と伝えると、