みなさまこんにちは。オーナー雨こと斎藤雨梟です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
それにしてもねむフクロウ、しばらく見ないのですがどこへ行ったんでしょうね。あ、こんなところに鏡餅が。
鏡餅の中にいたようです。
今日は1月7日。七草がゆを食べる日ですがみなさま支度は万全ですか。かく言う私は大人になるまであまり食べたことがなく、今も毎年必ず食べるという習慣はないのですが、さっぱりしたものが食べたくなる時期ですし、「七草粥」がいつも何かと目につき、気になるのは確かです。そして七草がゆに餅を入れたりするものですから、つい「そうか、今日は鏡開きの日だ」という勘違いもよくします。でも慌てちゃいけません、鏡開きはまだ4日も先、1月11日(20日という説も)なのです。起こしてごめんね、ねむフクロウ。
春の七草は「せり・なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざ・すずな・すずしろ」だそうで、なずなはいわゆる「ぺんぺん草」ごぎょうは「母子草」はこべらは「はこべ」すずなは「カブ」すずしろは「大根」ですから、割とその辺で手軽に手に入りそうな草・野菜ばかり。秋の七草が「はぎ・おばな・くず・なでしこ・おみなえし・ふじばかま・ききょう」と何やら風雅で、今時「その辺でコンプリート」は難しそうなのと対照的です。
もとはといえば春を代表する草ということでしょうから、その辺にあって当然なのですが、今は特に都会ではなかなか「その辺調達」は難しいもの。でも、コンクリートジャングルに住んでいようと、冷蔵庫が空っぽだろうと、なくて七草、とは言いませんが、「草」の定義をもう少し広げ、「食べられる植物」なら何でもよしということにすれば、案外すぐに「七草」が揃うのではないでしょうか。
例えば、唐辛子、ごま、山椒、陳皮、生姜、紫蘇、麻の実……
ってそれ七味唐辛子でしょ! と気づいた方は鋭い。
つまり、プレーンなおかゆに七味唐辛子を入れて食べる「七草粥」もいいのではないかと思ったという話。その際、七味唐辛子の容器の秘密を知っておくと、ストレスなく食べられます。
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