豊かで心打たれる濱口竜介監督の秀作「ドライブ・マイ・カー」
濱口竜介監督の、カンヌ映画祭での「ドライブ・マイ・カー」の脚本賞・国際批評家連盟賞の受賞を心から喜びたい。 監督の最初の作品を見たのは20...
濱口竜介監督の、カンヌ映画祭での「ドライブ・マイ・カー」の脚本賞・国際批評家連盟賞の受賞を心から喜びたい。 監督の最初の作品を見たのは20...
丁度20年前の9月11日の夜、家でたまたま、久米宏がキャスターを務めていた「ニュースステーション」を見ていた。久米が、「今、入ったニュースで...
見る前のイメージと全く違っていた映画が「プロミシング・ヤング・ウーマン」だ。チラシは若い女のアップの顔に赤い口紅でタイトルが書かれたもので、...
コロナ感染爆発のため、ずっと参加している湯布院映画祭が昨年に続いて今年も延期になった。購入していた飛行機のチケットもキャンセル。飲みに行ける...
今年劇場で見た邦画の中で一番好きという作品が現れた。以前紹介した「茜色に焼かれる」の石井裕也脚本・監督の日韓合作「アジアの天使」だ。普通の日...
それ程話題にならなくても、このコロナ禍でも様々な国から優れた映画が着実にやって来る。スポーツにも敬意を表するが(現在のオリンピックは別だ)、...
この稿がアップされる3日後、東京オリンピックが開催だ。57年前の昭和39年、小4の時、田舎で五輪の興奮を経験した自分は、以来、ずっと五輪大好...
まず最初の20分ほどが中々面白い。ロマンスグレーのバーンは、人間の脳みその模型を手にもって、脳が一番いろいろなことを純粋に吸収するのは幼い時で、段々に、汚されていく、といったことを、真面目な顔をして、科学者のように哲学者のように歌っていく。
一部の映画ファンの間で賛否分かれて話題になっているのが日本映画の「茜色に焼かれる」だ。 主演の尾野真千子が熱演しているという情報だけで見た...
まだ、「断捨離」を実行する年齢ではないが、60代後半、年々増える本には困っている。先日、「一生残すか残さないか」の基準で選んで、かなりの本を...