『いぬのおばけ』歩き続けていくこと。望んだわけでなくても。思い通りにいかなくても。
『いぬのおばけ』（長新太・作 ポプラ社） 2005年に亡くなった唯一無二の絵本作家、長新太さんの2003年の作品。 いつもな...
「風木一人」一覧
『よっ、おとこまえ！』注目の新人、コーン！と美味しいデビュー作！
『よっ、おとこまえ！』（いがらしあつし・作 絵本塾出版） 今年6月に出たばかりの、いがらしあつしさんのデビュー作です。 絵本...
『プロの絵本作り～本気で絵本作家を目指す人に～』１巻２巻同時発売！
印税、原稿料、著作権、出版契約に関する章を新たに書きおろし、絵本作家を目指す方にとってより価値のある情報となるよう心がけました。プロの絵本作家を目指すとき、様々な壁にぶつかります。それをどう越えていくか、20年の体験をもとにわかりやすく書いた本です。
『鳥の島』空を埋めつくした鳥たちは幻だったのか？ 壮大なロマン。
『鳥の島』（川端誠・作 ＢＬ出版） 落語絵本などで大人気のベテラン絵本作家、川端誠さんの最初期の作品です。 平和なふるさ...
『ぴっつんつん』色が踊り言葉が歌う、無垢な喜びあふれる絵本。
『ぴっつんつん』（もろかおり・絵 武鹿悦子・文 後路好章・構成 くもん出版） ときどきこういう本があります。 読めばすぐに素...
『ぼくの鳥あげる』（佐野洋子・作 広瀬弦・絵）を編集して（４）
奇跡のラブストーリー 『ぼくの鳥あげる』はラブストーリーである。しかしとても珍しいラブストーリーだ。 半分まで読んでもまだまったくラブス...
『ぼくの鳥あげる』（佐野洋子・作 広瀬弦・絵）を編集して（３）
１周まわって初めにもどる 年が明けてから広瀬弦さんに『ぼくの鳥あげる』を復刊したいというメールを出した。すぐ丁寧なお返事をいただいた。 ...
『ぼくの鳥あげる』（佐野洋子・作 広瀬弦・絵）を編集して（２）
広瀬弦さん デザインを一新したいという方針は決まった。挿絵をどうするかは悩んだ。93ページの本にモノクロ線画の挿絵が15枚ある。佐野洋子さ...
『ぼくの鳥あげる』（佐野洋子・作 広瀬弦・絵）を編集して（１）
幻の名作と出会う 1994年ごろだ。ぼくは板橋区の図書館で『ぼくの鳥あげる』を読んだ。ちょっと類例のない種類の感銘を受けた。佐野洋子さんの...
『きょだいな きょだいな』ケタはずれの驚きと大らかな笑いが心を開放してくれます。
『きょだいな きょだいな』（長谷川摂子・作 降矢なな・絵 福音館書店） 「あったとさ あったとさ」 昔話風のリズムに乗って、...
