
何度もしつこくて申し訳ないのですが、ただいま『心を紡いで言葉にすれば 第26回:つくしのように』にて、『デカローグ読者アンケート』を実施中です。↓
まだ集計の途中でありますので、まだ回答されていない方で「回答してもいいよ」と思って下さる方は、是非是非♡
ここ『内言漏れてるから』でも告知したことがありますが、私は別途「note」なるプラットフォームで、私のもう一つの顔である「鉄子(鉄道好きな女)」としての日々を綴っています。
そのためのネタ作りと称し、目下、さながら旅芸人のように東奔西走、怒涛の旅の日々を過ごしているのですが、せっかく頂いた皆様の声を取りまとめる時間と余力がないのです。
(今これを書いているのは、次の旅に出る合間で、アンケートの仮締切日より前です)
大変心苦しいのですが、皆様からのお声を集計し、発表させて頂くのは次週に持ち越しとさせてください。申し訳ございません!!
加えて、締切も当初の予定より延長します!
というのも、なかなか回答が集まっていないのです。
8月29日現在、4名の方の回答を頂いておりますが、うち1名はテスト実施の私、1名は当ホテルオーナーの雨梟氏という、いわゆる関係者枠ですので、実質2名!! 尊い2名の方々、誠にありがとうございました!!
可能であれば、背伸びかもしれないけれども、もう少しだけ回答を得たいのです。
新たな締切は、9月11日頃まで。どうぞよろしくお願いします!
回答がまだの方は、どうかどうかアンケートへのご協力を何卒お願い申し上げます。まだまだ間に合います!!
次回こそは、皆様の声を発表できると思います。
お詫びと言ってはなんですが、末尾に先日私が旅で訪れた、素敵な遊園地のプロモーションビデオ(動画)をリンクで貼っておきます。
私は、この動画に出てくるリスの着ぐるみ「ドン・グリス」に会いたくて、当初の予定を変更してまで会いに行ってきました。そして、ライブ後の撮影会で一緒に写真を撮ってもらっていたら、何でかわからないけど、涙が出てきて、自分でもビックリしました。
その時、昔、愛読した、前田恵津子先生の名作漫画『ぺぱーみんと・エイジ』で、主人公の瀬川杏が、彼氏である速水祥と別れるシーンでの名言「今、初めて知った。自分でも、説明のつかない、涙があることを」を思い出しました。
(出典:前田恵津子作『ぺぱーみんと・エイジ』第11巻 小学館)
説明のつかない涙、知りました。これなんですね、あの時の杏の気持ちは。
ひとつ大人になりました。
社会心理学では、人は意外と、自分のことをよくわかっていないと考えられています。
私たちは、自分の感情でさえ、置かれた環境や状況から推察し、理解するのだ、と。
いつも元気な人が、大舞台で手足が震えているのを見たら、「あの人、緊張してるなあ」と推察します。他者の内面など行為を通してしか知り得ないので、震える手足を見て、緊張している心を知るのです。
このような、他者に対してするのと同じような〝行為を通して行為者の内面にある心を推察すること〟を、自らに対しても行っているのです。これを『自己知覚』と言います。
〝説明のつかない涙〟を、杏は、別の男(島崎)と付き合うためにずっと付き合ってきた祥から離れるというシチュエーションから〝寂しさ〟や〝罪悪感〟として理解しようとした。
でもちょっと違う、と思ったのかもしれない。祥から離れることは自分で選んだことだけど、もう吹っ切れたはずだけど、今までの「おやすみ。じゃ、また明日」という別れの言葉から「さよなら」に変わった祥の態度を見て、心の中に今なおある、祥への気持ちに気づいたのかもしれない。
悲しいのか、悔いなのか、愛なのか。理由は定められない。
「なんかわからないけど、泣けてくる」ってやつなのかな。
では一転して、「ドン・グリス」に会って一緒に写真を撮ってもらった時に湧いて来た、私の涙は一体何だったんだろう?
ファミリー層ばかりの中、子を伴わないおばさん(私)がおじさん(夫)を伴って食い気味に写真撮影の列に並ぶ、というシチュエーションから推察するに、〝うれしい〟とか〝恥ずかしい〟だったのかもしれないけれど、うれしくて涙を流すことなんて、人生を振り返っても一度しかないから、本当にそうなのかわからない(ちなみにその一度は、当時7歳の甥っ子が、折り紙にセロテープをぐるぐる巻きにして自作した指輪をくれた時)。ましてや、恥ずかしくて泣いたことは、一度もないからわからない。
「ドン・グリスに会いたくて、宇都宮から来た」と言うわたしに、ドン・グリスは口元に手を当てて驚いたジェスチャーをしながら喜んでくれた。その喜んでくれた姿が、うれしかったんだと思います、たぶん。うれしくて泣いたんだ。たぶん、わたし。
皆さんにも「ドン・グリス」のこの愛らしさが伝わると、うれしいです。
ドン・グリスは、佐賀県にある「森とリスの遊園地 メルヘン村」の公式キャラクターです。
(by 大日向峰歩)
*編集後記* by ホテル暴風雨オーナー雨こと 斎藤雨梟
着ぐるみ大好きの峰歩さんがドン・グリスに会って嬉し泣き。古い友人である私にとっては、さすがに意外なような、峰歩さんらしいようなエピソードなのですが、そもそも着ぐるみというものが「知られざる自分」を引き出す存在という気がしてきました。「中の人」にとっても、中に姿も知らない他者が入っていると知って相対する人にとっても。峰歩さんだけでなく、多くの心理学者を惹きつけているのではないでしょうか。
ちなみにメルヘン村は主にXのアカウントが個性的ゆえ「狂気の遊園地」と評判なのだそうです。どんな遊園地なんでしょう!?
さて『デカローグ』全話へのリンクを改めて。初めましての方も連載をご愛読くださっていた方も、ぜひ読んでアンケートにもご回答ください!
第1話 同担でもいいから
第2話 廃線希望
第3話 そっちはいいんかい!
第4話 年中無休
第5話 親ガチャ、子ガチャ
第6話 森のクマさん
第7話 ヤドカリの定住
第8話 緑のプール
第9話 穴熊大明神
第10話 赤鬼青鬼
↓アンケートはこちらです↓
来週は今度こそ、アンケートの集計をふまえてのまとめです。どうぞお楽しみに。作者へのメッセージ、「ホテル暴風雨」へのご意見、ご感想などはこちらのメールフォームにてお待ちしております。