翻訳家 中井はるのさんトークショー「2億部突破!『グレッグのダメ日記』を訳して」
中井はるのさんには一昨年『WONDER ワンダー』の話をしていただきました。R・J・パラシオ作の、顔に障害を持つ男の子のストーリーを訳したときのことを続編や映画化の話題も交えながらくわしく語っていただきました。
今回メインでとりあげるのは中井はるのさんのもうひとつの代表的仕事、『グレッグのダメ日記』。世界61の言語に翻訳され、累計2億部突破の大人気シリーズです。
2億部は100万部の200倍ですね? 多すぎて計算できないけれど多分そうです(笑)。
まずはこの桁違いの人気の秘密をうかがってみたいと思います。
ぼくも何冊か読んだことがあり、確かに面白いし読みやすいし、子どもだけに読ませておくのはもったいないという感じなんですが、それにしても2億部は尋常ではなく、何か秘密があるに違いないとにらんでいるのです。
翻訳家はどんな読者よりも深く読み込むものです。深く読み込んだ中井はるのさんだけが知っているグレッグシリーズの秘密をたっぷり教えていただきましょう。
原作者ジェフ・キニーさんがどんな方かもうかがいます。
翻訳の仕事、とくに児童書の翻訳について一般的な質問もしてみたいです。ぼく自身が知りたいからです(笑)。
・優れた作品をどうやって見つけるのか?
・出版社にどう売り込むのか?
・翻訳で一番苦心する点は?
・児童書特有の難しい点はあるか?
翻訳をしている人や、これからしたい人の参考になる話がたくさん出るはずです。
感染予防の観点から会場での質疑応答は控えなければならないため、事前にメールで質問を受けつけます。どんな質問でもOKです。ふるってお寄せくださいませ。<こちらから>
ご予約お待ちしております!
11月22日(日)は16:30から、たかしまてつをさんと風木一人オーナーのトークショー「とりがいるよ。ねこもいるよ。ひともいるよ」も開催されます。ダブル参加もおすすめです♪