ホテル暴風雨2周年展もいよいよ会期あと2日となりました。
池袋の「路草ギャラリー」にて2018年4月24日(火)まで 11:00〜19:00 最終日は15時までです。
猫箱が作れる千秋まみこさんのワークショップ
4月21日(土)には、ホテル暴風雨2周年展会場にて、千秋まみこさんのワークショップが開催されました。
所要時間1時間ほどで、こんなにかわいい「猫箱」が誕生しました。
蓋のついた紙の箱は、あらかじめ表面に紙を貼るための両面テープつきで用意されています。箱の本体には、箱に貼れる形に切り抜かれた、何種類もの色や模様の紙(これも市販の包装紙ではなく千秋さんが作ってプリントしたものなのです!)を貼ります。貼り方の手順も非常にわかりやすく説明してくださるので、工作が苦手でもきれいに作れます。
そして箱の蓋となる猫の顔に、自分で色鉛筆やマーカーを使って色を塗ります。
こちらの作業も、絵が好きならば思う存分趣向をこらし、苦手ならば千秋さんのアドバイスをもらいながら線に沿って好きな色で塗れば良いので、誰でも楽しめます。
最後に塗った猫を紙の蓋に貼り、蝶ネクタイ(これもプリントして切り抜いたオリジナル)をつけて出来上がりです。
千秋まみこさんは今回だけでなく、時々こうした楽しいワークショップを開催しています。今回は行けなかったけれど気になる!という方は、千秋まみこさんのホームページでチェックしてみてください。
展示中の千秋さんの作品は4点。
こちらもとてもかわいい作品です。くっきりと鮮やかな印象の色面も、よく見ると複雑な色で塗られていて、特に動物の目が美しいです。キャラクターだけでなく、野菜や果物、リボンや花などのモチーフ一つ一つの魅力的な色彩もぜひ、ご覧ください!
トークショー後半
前回予告しました後半のトークショーもおかげさまで大いに盛り上がりました。
田川秀樹さんと風木一人オーナーのトーク「ニワトリぐんだんができるまで」の様子です。
田川さん「(スケジュールが非常にタイトだったので)この絵は2日間で描きました」(向かって左側の、焼き鳥、唐揚げなどの絵です)
会場どよめき
というひとコマ。その後は
田川さん「原画がとても大きいですが、どの版型になるかわからないと言われたので、どれでもいいように大きく描きました」
風木オーナー&トークショーに参加してくださっていた担当編集者の方「そうでしたっけ?」
会場再びどよめき、という衝撃の展開が。
こちらは同じ日に開かれた出展者懇親会でのお茶目な田川さんの写真です。
(撮影はムラタユキトシさん)
続きましては、22日(日)に行われた、クレーン謙さんのトークショー「RADIO CRANE’S Now on air」の様子です。
クレーンさん、愛用の12弦ギターを手に登場!まずは一曲弾き語りです。
ゲスト、詩人の中本速さんの詩の朗読。ギターの音つきです。
風木一人オーナー、今日は絵本ではなく大人向けの短編「1974年という名のバー」を朗読。
3人でお話。
「ワインシュタイン博士」が登場するクレーン謙さん作のお話の朗読もありました。しかも途中まで!「えー!?最後まで聞けないの?」と思った方も多かったでしょう。
でもご安心ください、こちらのお話は、近日、ホテル暴風雨でのクレーン謙さんの連載「RADIO CRANE’S」に掲載される予定です。
盛りだくさんで楽しかったトークショー、これで9つのプログラムがすべて終了しました。残る会期4月23日、24日は、作品をぜひごゆっくりご覧ください。最終日の24日は15時にて閉場しますのでご注意ください。
ホテル暴風雨2周年展「心しか泊まれないホテルへようこそ」の展示についてはこちらをご覧ください。
どうぞよろしくお願いいたします。