ホテル暴風雨2周年展、開催中です。
今日も「ホテル暴風雨2周年展」会場の様子をお伝えします!会場での撮影、SNS掲載について
「ホテル暴風雨展」の壁面には作品がたくさん並んでいます。どういう順番に並んでいるかといいますと、概ね「BFUギャラリー」登場順となっております。
というわけで、順路の最初は、2016年4月にBFUギャラリー登場の岡田千晶さん。
これは岡田さんのプロフィールカードです。右下に「撮影OK」「SNS OK」とあるのがおわかりでしょうか。各作家のコーナーにこのような表記があります。写真撮影をして良いか、撮影した写真をSNSに掲載して良いか、作家ごとに記してあります。OKな作家が多いですので、ぜひ気になった作品を記念にカメラにおさめてください!#ホテル暴風雨2周年展 #ホテル暴風雨展 #ホテル暴風雨 などタグをつけてのご投稿も大歓迎です。
こちらが岡田さんの作品です。写真がやや不鮮明なのは撮影者の腕ということで申し訳ありません。鉛筆で描いた絵にデジタル処理をして出力、その上に鉛筆と色鉛筆でさらに描き込み色をつけるという技法で描かれています。
子どもや動物の何とも言えない表情、そして思わず触りたくなるような毛並みのふわふわ感にまず目が行きます。背景や「光」の描き方も、温度や感触を感じるようで魅力的です。ぜひ会場で、お近くでご覧になり、もっと素敵な写真を撮ってください!
トークショーも連日盛り上がっております
上にご紹介した岡田千晶さんは近年海外でも絵本を数多く出版されています。本日4月20日(金)のトークショーでは、デビュー作のお話、フランスの出版社の招待でフランスのブックフェア(などなど、分刻みのスケジュールでそれはもういろいろと!)に参加された時のお話、もうすぐイギリスの出版社から出版される絵本のお話をしてくださり、会場は大賑わいでした。
遡ること一日、4月19日(木)の渡辺美智雄さん&渡邊智子さんのトークショーもおかげさまをもちまして大盛況でした。
渡辺さんご夫妻はお二人揃ってボローニャ国際絵本原画展で入選され、今までに4回、お二人でボローニャのブックフェアにも足を運ばれています。トークショーでは、ボローニャ国際絵本原画展への応募のしかた、ボローニャに実際に行く時の渡航・宿泊をどう押さえるか、費用はどれくらいか、そしてブックフェアでの売り込みはどうするか、日本の出版社への売り込みとの違い、など経験者ならではの役立つお話をたくさん聞かせてくださいました。トークが終わった後も、お見せしきれなかった数多くの資料写真やダミー本を、参加者の皆さんが手に取って見られるようにしてくださり、ボローニャ国際絵本原画展に興味のある方には貴重な、そしてとても役立つ情報を得られる機会となったと思います。
お二人とも、展示作品は撮影・SNS掲載OKです。
渡辺美智雄さんの作品。シルクスクリーン作品です。色使いも構図もすごく洗練されていて心に残ります。おしゃれ、かっこいい、というご感想が多数。本当にそうですよね!
渡邊智子さんの作品。油性色鉛筆で描かれています。動物たちのふわふわな毛並み、目の表情や、体・手足のフォルムが魅惑的です。格別コミカルな、面白おかしい場面を描いていなくても、見ているとじわりと楽しい気分になるのは、日常のさりげないことも楽しむことのできる渡邊智子さんのお人柄が滲み出ているようでもあります。
そして残るトークショーのラインナップは!
4月21日(土)17時からは、
『ニワトリぐんだん』ができるまで
田川秀樹(イラストレーター・絵本作家)&風木一人(絵本作家)
作家と画家がどんなやりとりを経て1冊の絵本を作り上げていくか、詳細に解説します。終了後絵本の販売とサイン会もあり。
田川秀樹さんは絵本「ニワトリぐんだん」の原画を展示されています。
こちらも撮影・SNS共にOKです。
細部にわたりテンションの高い描き込みは印刷でも十二分に堪能できるのですが、原画を見ると、一枚だけでテーマパーク一つぶんというくらいに密度の濃い絵が、「やっぱり人の手で描かれているんだなあ」という感慨が湧きます。全体を見るとつい細部を見たくなり、また全体を……と止まらない絵です。この恐ろしいニワトリと邪悪なヒヨコ、一体何者!?そしてこの絵、絵本の制作の秘密は?
トークショーのご参加、こちらからお待ちしております。
もう一つのトークショーは、
4月22日(日)17時より開催
RADIO CRANE’S Now on air ※残席僅少
クレーン謙(イラストレーター・絵本作家)
ドラマあり、弾き語りあり、ラジオ・クレーンズ今夜だけの生放送。ゲストは詩人の中本速さんとホテル暴風雨オーナー風木一人。
ホテル暴風雨にて好評連載中、クレーン謙さんのRADIO CRANE’S が、この日だけの「生放送」です!進行役もお話もギター弾き語りもクレーンさん。これまでのトークで聞き手・進行役をつとめてきた風木一人オーナーもこの日は「ゲスト」です。もうお一人、ホテル暴風雨で「ポエムで悪いか」を連載されていた、詩人の中本速さんもゲストとして登場!自作の朗読?それとも歌って踊る!?何が起こるかまったくわからない「RADIO CRANE’S」ぜひご参加ください。
クレーン謙さんの作品は本展覧会の中でも作品数の多さ、密度の濃さ、独特の雰囲気で異彩を放っています。クレーンさんの作品も撮影・SNS共にOKです。
強い色を大胆に使った色使いとキャラクターの表情の面白さにまず目が行きますが、もっとよく見ると、モノ・背景など描かれてるすべてのモチーフに表情があり、それが画面を賑やかなイメージにしています。貴重な絵本の原画もあります。ぜひご覧ください。
ホテル暴風雨2周年展概要はこちらです。
2018年4月24日(火)まで、11時から19時まで開催しております。
(トークショー開催日は17時から18時までが貸切、また最終日は15時にて閉場します)
どうぞよろしくお願いいたします。