2019年版「ボローニャてくてく通信」6月29日発売! byてらしまちはる

ボローニャてくてく通信2019

こんにちは、ミニマガジン「ボローニャてくてく通信」代表のてらしまちはるです。
2019年も、まるごと一冊ボローニャブックフェアをテーマにした第2号を準備しています。

今年の発売日は6/29(土)、もうすぐです。昨年の創刊号とは、販売方法も大きく変わります。


ボローニャてくてく通信とは?

公式Facebookページ
創刊年の紹介記事より

第2号の発売日は、板美リニュアール開館当日

発売日6/29(土)は、ちょっと特別な日。東京・板橋区立美術館のリニューアルオープン当日です。あたらしい板美の出発とともに、ボロてく通信第2号も歩き出そうと思い、この日を発売日としました。

昨年は事前予約・デジタル配信でしたが、販売方法が大きく変わります。今年は事前予約不要、デジタルではなく紙の本として販売します。

昨年の紹介記事でも申し上げたとおり、依然として制作費はキビしいですが(買い支えていただけるとありがたいです!)、今後を工夫すれば印刷製本できるかなというラインが見え、ひとまず試験的に形にしてみました。

要チェック! 2つの購入方法

さて、肝心の「どこで購入できるか」ですが、今年は2つのルートを用意しました。

1つはボローニャてくてく通信公式Facebookページ「購入ボタン」からのご購入です。価格は2,999円(税込)。ボタンから進んで購入手続きしていただくと、お手もとに商品が届きます。発売日29日午前9時から解禁です。

もう1つの購入方法は、板橋区立美術館ミュージアムショップでの実売です。ここでの販売に限り、特別価格2,000円(税込)。29日当日から店頭に並ぶ予定です。こちらは部数に限りがあり、売り切れ次第終了ですので、購入ご希望の方はお早めにどうぞ。もし売り切れてしまった場合も、公式Facebookから同じものが注文できます。

2つの方法と金額を、下の画像にもう一度まとめました。創刊号メンテナンス期間についての注釈もありますので、参考になさってください。

ボローニャてくてく通信購入方法

気になる第2号の内容は?

最後に、第2号の代表的なトピックを紹介して終わりましょう。内容も印刷の質も、パワーアップしていますよ!

オオノ・マユミのボローニャブックフェアてくてくレポート
ボローニャ国際絵本原画展に入選経験のあるイラストレーター、オオノ・マユミさんが現地を取材レポート。フェア模様だけでなく、イラストレーターにとっていますぐ役立つフェア内コンペ情報など、作り手視点のお役立ち情報まで報告してもらいました。

広松由希子さんにきく絵本あれこれ
月刊MOEやメディア出演などで広く知られる、絵本評論家の広松由希子さん。ボロてく通信代表てらしまとの対談のようすを、記事にしました。昨今の国内絵本や、広松さんご自身のボローニャ国際絵本原画展審査員エピソードなど、絵本のいまを考えさせられるエッセンス満載です。
『イモマンガ』と三人の作家たち
ボローニャブックフェア周辺から広がった取り組みの一つとして、今号では季刊漫画フリーペーパー『イモマンガ』に注目。板橋区立美術館「夏のアトリエ」参加をきっかけに生まれ、今年で13年目を迎える、作家たちのまじめで愉快な取り組みを紹介します。

現地で使える! 生きた情報もりだくさん
「売りこみできた出版社リスト」2019年版や「ブックフェアへの行き方案内」など、現地で役立つ情報コーナーもかわらず掲載しています。

もちろん、このほかにもバラエティゆたかな情報満載! 公式Facebookページ「購入ボタン」から、全コーナー名記載の「もくじ」を確認できます。ぜひご覧くださいね。

ボローニャブックフェアに集う人、そして絵本に集うすべての人へ。今年も「ボローニャてくてく通信」は、本当に使えるたしかな情報をお届けします。


てらしまちはる(寺島知春
絵本研究家、フリーライター。児童書編集者、新聞社系複数媒体などを経て、現職。雑誌やウェブで絵本関連記事の執筆や選書をするかたわら、東京学芸大学大学院で日本の絵本と絵本関連ワークショップを研究している。女子美術大学、共立女子中高での特別講師経験も。現在、絵本ナビスタイル(絵本ナビ)で連載「子どもの視点でストン!とわかる絵本〜てらしま家の絵本棚から〜」を執筆中。2016年より始めたボローニャブックフェア独自取材を、昨年から「ボローニャてくてく通信」として発表している。